スマホがダイエットのコーチに――「Noom」で正月太りをやっつけろ:バイリンガルなエブリディ(1/2 ページ)
おせちを食べてゴロゴロしていたら、お腹周りが大変なことに――。そんな“正月太り”に悩む人にオススメなのが、スマホをダイエットのコーチに早変わりさせるアプリ「Noom」。豊富なレコメンド機能やグループ内で励まし合う機能など、続けるための工夫がいっぱいだ。
2013年の年末にかけて、だんだんと運動不足が気になりはじめました。定期的にジョギングをしているものの、お腹まわりの成長が運動不足を物語っており……。「このままじゃ、マズい!」と使い始めたのが、スマホをダイエットのコーチに早変わりさせるアプリ「Noomダイエットコーチ」。食事や運動、体重のログをトラッキングするだけでなく、ログの内容を分析してダイエットに役立つ記事を配信したり、試してみたくなるようなチャレンジを課したりと、減量を達成するためのコーチをしてくれるアプリです。
まずは、普段よく使う機能をピックアップして紹介しましょう。
食事や運動、体重をしっかり記録
ダイエット中には、「自分が何をどれだけ食べたのか」「自分の運動量でどれくらいのカロリーが消費されるのか」といったことを理解するのがとても大事です。
このアプリは、今の体重から「何キロ分をどれくらいの期間で減らしたいか」を入力すると、「カロリー予算」(1日にこれだけは食べて大丈夫というカロリー)を設定してくれます。
私の場合は「1200キロカロリーに抑えよ」とのこと。食事ログをつけるとその日に摂取できるカロリーが減り、運動してカロリーを消費するとその日のカロリー予算が少し増えます。消費カロリー分がそのまま増えているようでもないので、何かしらアルゴリズムがあるのでしょう。
今回、Noomダイエットコーチを使い始めて納得したのは、Noomが採用している「ボリュメトリックス」という食事法では、カロリー密度(食物のカロリーを重さで割った数値)の低いものを意識して食べるのが減量の近道になるということです。
Noomダイエットコーチでは、入力した食事の内容をカロリー密度の低い順に、緑色、黄色、赤色に自動で色分けしてくれます。例えば、水分が多く含まれる野菜は緑色、お米などの穀物は黄色、お肉やチョコレートなどは赤色に分けられます。ちなみにお正月に食べるお雑煮は黄色に分類されていました。
ニューヨーク発というと、日本人向け食事ログの食品データベースが充実していないのではないかと思いきや、サッポロ一番みそラーメンなど市販の食品も入っていたので感心しました。
まるでパーソナルコーチング――毎日送られてくるタスク
タスクはユーザーによって送信内容が異なるようです。私の場合は、よく体重ログを忘れるので時々「体重を入力」の指令がおりてきます。また、野菜などの緑の食品の摂取が少ない時には、「もっと野菜を食べるために」といったアドバイスが届きます。こういったコーチのアドバイスをきちんとこなしていけば、減量だけではなく、お肌もきれいになりそうです。
タスクで送られてくるコンテンツの中には、季節を意識したものもたくさんあります。特にお正月のシーズンは、頑張って減量してきたのに、おせちの誘惑に負けてしまうことも多いでしょう。そんなタイミングに「おせちの中の要注意人物」といった記事が送られてきます。このような記事を読んでおくと、自分の食欲をある程度コントロールできるかもしれません。
ダイエットが続かない理由の一つに、“続くも続かないも自分次第”であることが挙げられます。気がついたらダイエットをやめていた――なんてことは、ざらにありますよね。
Noomは毎日、正しいダイエットの方法や減量についての記事が送られてくるので、学びながら継続できるのもおススメのポイントです。
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