「手ぶらで来てね」って何て言う?
Don’t bring anything with you.
何も持ってくるんじゃないよ!
Just bring yourself.
手ぶらで来てね。
解説
“Don't bring...”と言うと「持ってきてはいけない」などと命令しているような口調。“Just bring yourself.”は直訳すると「体ひとつで来てください」、転じて「どうぞ手ぶらでおいでください」のニュアンスになる。“We'll take care of everything.”(こちらですべて用意しますので)と、前につければさらにマル。
アドバイス
“Just bring yourself.”が大人の言い方。
連載「ネイティブが使う英語 使わない英語」について
本連載は、デイビッド・セイン|小池信孝著、書籍『mini版 ネイティブが使う英語 使わない英語』(アスコム刊)から一部抜粋、編集しています。
日本人は、中学校から高校で、難解な単語や熟語をたくさん学んでいるわりには、ネイティブがよく使う簡単な単語や言い回しを正しく使えず、伝わりにくい、ということが往々にして生じています。
もうちょっとで伝わる、というその差を克服するために、ワンフレーズずつ次の8つのシチュエーションに分けて紹介していきます。例えば、電話で「〜さんはいますか?」と聞かれて自分が本人だったときにどう答えるか、聞いてほしい話がある場合、どのように切り出すかなど。
・あいさつする/礼を言う
・お願いする
・断る
・伝える
・尋ねる
・提案する/すすめる
・和製英語
これさえ読めば、ネイティブとのコミュニケーションがさらにうまくいくことでしょう。
関連記事
- 「よく聞け!」「えっ?」
ちょっと話を聞いてほしいときには、強要しないほうがいいですね。 - 「キミ! 何をやっているのだ?」
丁寧に話しているつもりが、逆効果のこともあるようです。 - 「ご機嫌いかが?」
中学校では、“Mr.”や“Mrs.”など、敬称をつけるよう習ったのですが……。 - 「ねえ元気?」「……まあね」
How are you doing? と聞かれたときの模範解答も、ネイティブにはこう聞こえるようです。 - シリコンバレーに行くために、英会話学習を始める!
やろうと思っては挫折を繰り返していた英会話学習。今回は勉強をする明確な理由が見つかったので続けられそうです。目標は半年で日常会話レベルまで上達すること。毎日コツコツ頑張ります。 - 押さえておきたい、英会話のフォーマルな表現とフレンドリーな表現
あなたの英語はちゃんと相手に伝わっていますか? ネイティブ流にすることで、より自然に相手に伝わるようになります。最終回では、英語のフォーマルな表現と、フレンドリーな表現を紹介します。さまざまな場面で使い分けましょう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.