自分で自分をほめる:ごくわずかな人しか実行していない成功の法則
ほとんどの人が自分に対してネガティブなイメージを持ってしまっている。しかし、あなたも自分をほめてみよう。何度も繰り返すうちに、やがて自分自身や人生に対しての感じ方が変わっていくことに気付くだろう。
連載「ごくわずかな人しか実行していない成功の法則」について
本連載は、ジム・ドノヴァン著、書籍『誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則 決定版』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)から一部抜粋・編集しています。
「人生はこんなもんだ」と、どこかであきらめていませんか? 本書では、米国の人気講演家ジム・ドノヴァンが、実践的でシンプルな夢の見方とかなえ方を74章に渡って紹介しています。あなたも、本書を読むことによって、確実に夢をかなえることができます。
・自分で自分をほめる。
・完璧な人ではなく完璧な自分になる。
・自分を成功者と見なす。
・今、こう変ると決める。
・失敗など存在しないと考える
など、どこからでも読めてすぐに実行できる、74のシンプルなアイデアを紹介。
自分で自分をほめる
ほとんどの人が自分に対してネガティブなイメージを持ってしまっている。主な社会問題――麻薬中毒、アルコール中毒、10代の暴力犯罪など、貧弱な自己イメージと低い自尊心が原因だ。犯罪者のほとんどが、自分に自信を持っていない。刑務所に行って犯罪者と話をしてみればすぐに分かるだろう。まず最初に気付くのは、彼らが話す間ずっと床を見ているということだ。自尊心の低さを表すのに、これほど確かな証拠はない。
私のワークショップに、集まりに出かけて知らない人に会うのが苦手だという女性が参加したことがある。「自分が退屈な人間なのがばれてしまうから」と、彼女はその理由を説明した。本当はその女性はとても知的な人なのだが、低いセルフ・イメージのせいで、自分の可能性を狭めてしまっている。
ある作家は、私たちは努めて自分をほめるべきだと言っている。あなたも自分をほめてみよう。特に低いセルフ・イメージを持っている場合には。
現在の自分の自尊心のレベルを知る簡単な方法がある。鏡の前に立って、「私は自分をほめる」と大きな声で言ってみよう。それで落ち着かない気分になったり、恐ろしくさえなったりするかもしれないが、それはごく普通のことだ。このエクササイズを行って泣き出してしまった人を、私は何人も知っている。
だが、これを何度も繰り返しているうちに、自分自身や人生一般に対しての感じ方が、徐々に変わっていくのに気付くだろう。先の作家は、「私は自分をほめる」という言葉を何度も唱えたり書いたりするように勧めている。それも、1日に何百回と。
誰かにほめられたら素直に「ありがとう」と言うようにしよう。相手の言葉をさえぎって、「大したことじゃないよ」などとは言わないで。
あなたにはほめられる資格がある。愛される資格がある。幸せになる資格がある。
成功への提案4
あなたにはほめられる資格がある。自信を持とう。
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