連載「ごくわずかな人しか実行していない成功の法則」について
本連載は、ジム・ドノヴァン著、書籍『誰でもできるけれど、ごくわずかな人しか実行していない成功の法則 決定版』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)から一部抜粋・編集しています。
「人生はこんなもんだ」と、どこかであきらめていませんか? 本書では、米国の人気講演家ジム・ドノヴァンが、実践的でシンプルな夢の見方とかなえ方を74章に渡って紹介しています。あなたも、本書を読むことによって、確実に夢をかなえることができます。
・自分で自分をほめる。
・完璧な人ではなく完璧な自分になる。
・自分を成功者と見なす。
・今、こう変ると決める。
・失敗など存在しないと考える
など、どこからでも読めてすぐに実行できる、74のシンプルなアイデアを紹介。
感謝の気持ちを持つ
私の知る限り、ネガティブな態度からポジティブに変わる最短の道は、感謝の気持ちを持つことだ。1つの方法として「感謝の日記」をつけるのもいいかもしれない。毎日、自分の人生で感謝していることを、リストにして並べてみるのだ。
感謝しながら自己憐憫(じこれんびん=自分で自分をかわいそうだと思うこと)におぼれることは不可能であり、ほとんどのネガティブな態度はこれが原因だ。いわゆる「かわいそうな私」というやつだ。感謝の気持ちを持つだけで、惨めな自分から前向きな自分に変わることができる。
いちばん簡単な方法は、「今日は何に感謝しよう?」と自分にたずねることだろう。そして心に浮かんだことをすべて書き出してみる。人生の喜びのすべてに感謝したくなるはずだ。
例えば、丈夫な体、混乱のない心、愛のある家庭、満足できる仕事、快適なわが家、友人やペット――など。
それら人生の大切な面をひとつひとつ数えあげ、感謝していることをリストにするのを、毎日の習慣にする。これを朝起きて最初にやればすぐに気分がよくなり、前向きな気持ちで1日を始めることができるだろう。
もし気分が落ち込むことがあったら、感謝の日記を読み直してみよう。それだけで、すぐに前向きな気持ちになれるはずだ。
成功への提案5
自分の人生のうまくいっている点をリストアップしてみよう。
関連記事
- 若い頃に知っておきたかった、ビジネスで成功するための10のシンプルな法則
ビジネスをうまく回していくためにはどうしたらいいか――。誰もが難しく考えがちだが、実はあたりまえのことが多いものだ。いま一度、そのシンプルな法則を振り返ってみよう。 - 「常識」こそが成功の足かせ
「お客を大切にしろ」「人脈を広げろ」「時代のいく先を読め」「メールは即レスしろ」こんなことをしていても成果は出ない! トップ4%が実践する最短で成果を生む方法を教えます。 - 素晴らしいアイデアと綿密な戦略が成功の近道?
ビジネス成功への近道は、必ずしも最高のアイデア、綿密な計画があることではありません。むしろ、実験と修正を繰り返した結果、よいものを残していく「生物の進化論」をベースに考えるとよいでしょう。 - 自分流の成功法則を見いだす──『成功するのに目標はいらない!」
「目標」がない人の人生はダメか? 人の行動には「価値観型」と「ビジョン型」の2つがあり、必ずしも目標が必須ではないと筆者は説く。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.