「嫌なこと」には、4つのパターンがある:書くだけで人生がうまくいく嫌なことノート(1/2 ページ)
自分の「嫌なこと」を知るために、そのパターンを知っておくといいでしょう。今回は、「嫌なこと」の4つのパターンを紹介します。
連載:書くだけで人生がうまくいく嫌なことノート
この連載は書籍『書くだけで人生がうまくいく嫌なことノート』(アスコム)から抜粋、再編集したものです。
最近、「嫌なこと」はありませんか? 誰でも生きていれば、大なり小なり何かしらの「嫌なこと」にぶつかります。
・上司からのむちゃ振り
・料理が出てくるのが遅すぎるレストラン
・自分のミスを一切認めない先輩
・約束をドタキャンされた……
実は、「嫌なこと」には、あなたの人生を幸せにしてくれるヒントがたくさん詰まっているのです。
某有名企業は「嫌なこと」をビジネスに活用し、歴代の有名経営者は「嫌なこと」を経営に取り入れて成功してきました。
人生も同じ。より良い人生を送りたいなら、「嫌なこと」を活用しない手はありません。あなたも、手軽に「嫌なことノート」とともに、“人生革命”始めませんか?
まずは、「嫌なこと」のパターンを知る
自分の「嫌なこと」を知るためには、「嫌なことのパターン」を知っておくといいでしょう。「嫌なこと」を分類すると、次の4つのパターンがあります。
- 自分に起きた「嫌なこと」
- 自分のまわりの他人に起きた「嫌なこと」
- 自分がやってしまった「嫌なこと」
- テレビ、新聞、Webや、街中などで見た「嫌なこと」
嫌なことのパターンその1は自分が感じることなので、最も見つけやすい「嫌なこと」だと思います。
「午前中にA社の資料まとめといてと言いながら、夕方にはやっぱりB社だって……。部長しっかりしてくれない?」
「これで今日の報告書何枚目だっけ。意味あるのかなあ」
「絶対に課長が間違えているのに、最後まで認めないんだな。まいったな」
「目標を達成したときくらいほめてほしいなあ」
「毎朝、会社が厳しい話ばかりされたら、やる気がなくなるよな」
さらにささいな嫌なこともけっこうあるはずです。
「トイレが汚れていた」
「エレベーターを目の前で閉じられた」
「先輩にくだらない自慢をされた」
そのときは、ちょっとイラっとくるかもしれませんが、電話がかかってきたり、ほかの人から声をかけられたりすると、すぐに忘れてしまったりしているはずです。でもこういうこともちゃんと「嫌なこと」として認識してください。
関連記事
- 「おもしろい」と思えば、おもしろくなる
ほとんどの物事は、おもしろいと思えば、だんだんおもしろくなってくるのです。 - 仕事に迷いが生まれたら――自分のモチベーションを回復する2つのアプローチ
1年の目標を立てて行動するのは良いことだが、目標を立てるのが苦手な人もいる。大事なのは目標を立てることではなく、迷いが生まれたときに前に進む力を持つことだ。それには2つの方法がある。 - 自分の強みと弱みを「数字」で語ろう
ライバルが持っていなくて、あなたの持っているものは何ですか? 面接の場などで聞かれる自分の強みや弱みについて語るには、市場ニーズに対してどう高いのかを説明できる必要があります。 - 後輩の悩みを「図解通訳」で解決してみる
わたしたちは情報をインプットして、理解し、記憶するときには必ず「絵」にしています。本連載では入ってきた情報を整理・分析し、他人に分かりやすく伝える技術「図解通訳」を紹介。今回は、第三者の発言をもとに、図解通訳を行い、問題点を発見してみましょう。 - 右脳・左脳――脳タイプ別、自分の強みを仕事に生かす方法
人は外部からの刺激を受けると、脳の機能を使って考え、状況に対応します。脳のどのような機能を優先的に使うかは、人それぞれで異なります。今回は脳のタイプをうまく活用し、仕事で成果を上げるヒントを紹介します。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.