ニュース
溜めてしまった領収書、スキャンマンがデータ化してfreeeにアップロード
訪問型スキャンサービスを展開するスキャンマンが、クラウド会計のfreeeと連携。オフィスや自宅で領収書や請求書をデジタル化し、freeeのファイルボックスのアップロードまでを代行する。
クラウド会計ソフトのfreeeと派遣型スキャン代行サービスのスキャンマンがタッグを組んだ。確定申告に向けてレシートや領収書、請求書などの紙の書類をスキャンマンが訪問してデータ化し、freeeのファイルボックスへアップロードを代行する。
スキャンマンは、ユーザーのオフィスや自宅にスキャナーや裁断機などの機材一式を担いで訪問し、その場であらゆる紙媒体をデータ化するベンチャー企業。データ化だけでなく、例えば名刺管理クラウドサービス「Eight」などデータ化した書類を活用するためのクラウドサービスのセットアップなど簡単なサポートも提供している。
一方、freeeのファイルボックスは、領収書や請求書をデータ化してアップロードしておけば、会計ソフトへの入力漏れや重複入力を防げるようになるもの。データ化した証憑(しょうひょう)を取引とひもづけながら処理できるほか、OCR機能によって解析した数値を1クリックで取り込めるのが特徴だ。
利用料金はスキャン150枚まで3000円、151枚目からは1枚当たり25円(サービス開始キャンペーンとして1枚当たり20円で提供)。訪問サービス提供エリアは都内近郊のみとなっているが、郵送にも対応する(アップロードまで10営業日程度)。
関連記事
- 名刺整理も書類の片付けもできないダメ社員――それでもスキャンマンなら何とかしてくれる
誠 Biz.ID編集部に異動してきたオカダ。名刺や書類のデジタル化は「面倒くさい」と避けてきた。そんな無垢な子羊にゴトウ編集長の魔の手が忍び寄る。 - 「freee」「MFクラウド」そして「やよい」、どのクラウド会計ソフトで確定申告したらいいのか?
freeeやマネーフォワードが切り開いたクラウド会計サービスという分野。いよいよ圧倒的なシェアを持つ弥生が参入してきた。ところが、思いもよらぬ落とし穴が。果たして2015年の確定申告はどうすべきか? - プロブロガー&YouTuber必見、アフィリエイトの会計処理は?
AmazonやGoogleなどのアフィリエイトサービスは、毎月のように支払明細が届くわけでもなければ、入金タイミングにもズレがあります。入金時に帳簿を付けていると脱税を指摘されるかも!? - スマホ決済の売り上げデータ、自動で会計ソフトに――freeeとCoineyが連携
手間のかかる帳簿への入力作業。それを全自動化し作業効率を大幅にアップするのが、クラウド会計ソフト「freee」とクレジットカード決済サービス「Coiney」の連携だ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.