ニュース
スマホ決済の売り上げデータ、自動で会計ソフトに――freeeとCoineyが連携:面倒な転記にさよなら
手間のかかる帳簿への入力作業。それを全自動化し作業効率を大幅にアップするのが、クラウド会計ソフト「freee」とクレジットカード決済サービス「Coiney」の連携だ。
売上は多ければ多いほど良いが、決済件数が増えると帳簿への転記作業が大変になってくる。売上データを自動的に会計ソフトに取り込めれば――。
モバイル決済サービス「Coiney(コイニー)」と全自動クラウド会計ソフト「freee(フリー)」が、そんな店舗の課題を解決する連携機能を実装した。
Coineyとfreeeの連携により、Coineyを利用したクレジットカード決済による売上高と手数料が、仕訳形式で自動的にfreeeに取り込まれるようになる。これにより、店舗は転記の必要がなくなり、帳簿管理の効率化が図れる。
Coineyはスマホやタブレット端末のイヤホンジャックに専用のカードリーダーを挿し込み、専用アプリを利用することで、時間や場所を選ばずクレジットカード決済を可能にするサービス。決済手数料3.24%のみで初期費用や月額費用は無料だ。
freeeは銀行口座やクレジットカードを登録すると、明細を自動で読み込んで会計帳簿を作成するクラウド型会計ソフト。料金は980円の個人事業主プランと1980円(いずれも月額、税込)の法人プランがあり、無料で試すことも可能だ。
関連記事
- クラウド会計ソフト「freee」、スマホでカード決済の「Square」と連携
全自動のクラウド型会計ソフト「freee」が、クレジットカード決済サービス「Square」と連携。Squareで決済した売上データが自動でfreeeに反映される。 - 進むクラウド会計の世界、全自動「freee」は中小企業の救世主となるか
IE対応は後回し、Mac対応、どこからでも使える。全自動のクラウド型会計ソフト「freee(フリー)」は中小企業の会計処理を何倍にも効率化してくれる。外部ツールとの連携も強化し、いま最も勢いがある会計ソフトを作り出しているfreeeの佐々木大輔代表取締役に話を聞いた。 - Macでも使える会計ソフト「freee」 2014年はさらなる飛躍を
2013年3月にリリースし、2万5000を超える事業所が登録しているクラウド型会計ソフト「freee」。白色申告の記帳義務化や消費増税への対応など、2014年は何かとトピックが多い経理・会計業務。「freeeを使えば、その作業が何倍にも楽にできる」と佐々木CEOは話す。 - クラウド会計「freee」、無料POSレジアプリ「Airレジ」との連携を発表
小売業や飲食業などの経営者にとって本業とは別の会計・経理業務。無料POSレジアプリ「Airレジ」とクラウド会計ソフト「freee」を使えば、もっと簡単にストレスなく処理できるようになる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.