NTT-BBの「BROBA」,本サービス内容を発表BROBAの料金体系が明らかになった。フレッツ・ADSLユーザーは月額300円で,Bフレッツユーザーが月額500円。サービスではBROBAをISPとして選択するコースも用意される。
エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドイニシアティブ(NTT-BB)は4月1日から全国で開始されるコンテンツ流通サービス「BROBA」(ブローバ)について,本サービスの料金・内容を発表した。BROBAは,昨年11月29日から東京都・大阪府で試行サービスを行い,検討を進めていたもの(11月28日の記事を参照)。 発表によると,料金はフレッツ・ADSLユーザーが月額300円で,Bフレッツユーザーが月額500円。これは,地域IP網上でISPと切り替えて利用する「ポータルプラン」だ。コンテンツ視聴にくわえ,「BROBAチャット」「BROBAキャスティング」などのコミュニケーションサービスも利用できる。フレッツユーザー以外の場合は「インターネット経由プラン」となり,DSL,CATV,FTTHの別なく,月額300円となる。 このほか,ISPとしてBROBAを選択し,常にBROBAサーバからインターネットにアクセスするコース「インターネットパックプラン」も設けられることになった。この場合,ISP料金込みでフレッツ・ADSLユーザーが月額1300円。Bフレッツ(ベーシック)ユーザーは月額4650円となる。 なお,実際の利用にあたっては,月額料金に各種コンテンツ料金が上乗せされるかたちになる。
コンテンツの内容はBROBAで提供されるサービスの内容は,大きく「コンテンツ配信サービス」「映像コミュニケーションサービス」「法人ユーザー向けサービス」の3つに大別される。 コンテンツ配信サービスでは,エンターテインメント,ラーニング,ニュースなど5ジャンルからなる映像コンテンツを配信。ビットレートは最大6Mbpsだ。映像コミュニケーションサービスでは,最大30人が同時に参加できる「BROBAチャット」や,ユーザー自身が作成した映像を配信する「BROBAキャスティング」などのサービスを提供する。また法人ユーザー向けサービスでは,NTT-BBのプラットフォームおよびCDNをカスタマイズして提供し,ビジネスをサポートするという。 同社は,既にソニー・コンピュータエンタテインメントと提携しており(12月11日の記事参照),「プレイステーション2」を利用する顧客に対しては,4月をメドにゲームソフト配信サービスおよびネットワークゲームサービスも開始するとしている。 BROBAの申込みは,3月1日の正午より同社サイトにて受け付けを開始。また,ヨドバシカメラや石丸電気など,大手家電量販店でも加入手続きが行える。
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