地域IP網経由でファイル共有できる「フレッツ・グループアクセス」――NTT東地域IP網内でプライベートネットワークを構成できるサービスが登場した。サークル仲間や企業の間で,安全に大容量ファイルをやりとりできるという。
NTT東日本は3月12日より,フレッツユーザーが地域IP網内で簡易なプライベートネットワークを構成できるサービス「フレッツ・グループアクセス」を提供する。オープンなインターネットに出ることがないため,セキュリティの高い通信が可能。サークル仲間や企業の間で,大容量ファイルをやりとりするといった用途を見込む。 「フレッツ・グループアクセス ライト」と「フレッツ・グループアクセス プロ」の2プランが用意されており,それぞれ10契約者,30契約者まで利用できる。12日時点では一部地域を除く東京都内で提供し,順次サービスエリアを拡大する予定だ。12日からフレッツ・ユーザー向けサイト「フレッツ・スクウェア」で申し込み受付を開始する。
実際の利用にあたっては,あらかじめNTT東日本側にグループの登録が必要。フレッツ・グループアクセス ライトの場合,固定のプライベートIPアドレスおよびユーザーIDを発行する。ファイル共有機能を使えば,端末をファイルサーバとして利用することもできる。 フレッツ・グループアクセス プロでは,IPアドレスやID/パスワード発行の自由度が高い。ユーザーの企業LANなどと合わせたかたちでIPアドレス(グローバル/プライベート)やサブネットマスクの設定が可能だ。プライベートネットワーク内にFTPやWebサーバを設置することもできる。
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