ADSL、269万回線に――NTTが首位固め?4月末のADSL普及状況が公開された。過去最高の増加幅を記録する中、NTT東西地域会社が、それぞれ8万回線、7万回線以上の高い伸びを見せている。
総務省は5月10日、DSLの普及状況をホームページ上で公開した。それによると、4月末時点での累積加入者数は269万9285。月間での伸び幅は32万490回線で、昨年12月の32万回線増を抑え、過去最高の増加幅となった。
数字を見ると、NTT東西地域会社が好調であることが分かる。NTT東日本は3月末から約8万6000回線増やして、地域シェアで1ポイント回復した。NTT西日本も先月末から約7万2000回線の伸びで、地域シェアを1.1ポイント回復している。 昨年9月の時点では、NTT東の地域シェアは55%、NTT西は64%に達していた。その後、NTT以外の企業が市場を牽引するかたちでADSL加入者が増え続け、NTT東西はシェアを落とし続けたが、ここにきて両社ともシェアをもどすことに成功。両地域会社の復調を印象付ける。 NTT東日本はこの結果について「3月1日から4月30日まで期間限定で、『今だけ割引』サービスを全支店あげて展開したことの効果ではないか」とコメントしている。
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