ニュース	2002年5月28日　11:38 PM 更新

日立、Linux搭載ネット端末にJava/Windows対応の新製品

日立製作所は5月28日、モバイルLinuxを搭載したインターネットアプライアンス「日立インターネットアプライアンス FLORA-ie 55mi」の新モデルを発表した

　日立製作所は5月28日、モバイルLinuxを搭載したインターネットアプライアンス「日立インターネットアプライアンス FLORA-ie 55mi」の新モデルを発表した。6月28日に発売する。

　新製品は各種ソフトウェアカスタマイズに対応。Metaframe用のICEクライアントを搭載でき、Windowsアプリケーションを操作することができる。またWindows 2000 Professinalのインストールにも対応した。Java VM（Jeode、JRE）やLinux向け各種プラグイン（RealPlayer、Acrobat Reader）の搭載も可能だ。

　標準OSはモバイル機器向けLinux「Midori」を搭載。タッチパネル付きの10.4型TFT液晶ディスプレイ（800×600ピクセル表示）を装備し、操作は主にペンで行える。IEEE 802.11b対応の無線LAN機能を内蔵する。仕様はカスタマイズでき、Crusoe TM5400/400MHz、128MバイトSDRAMなどの構成で14万500円。

　また、これまでの本体単体での利用や、クレードルに設置しての利用に加え、アーム設置、壁掛け、首掛けなどにも対応した。防塵・防滴性を備え、ホコリのたつ建設現場や倉庫、キッチンでも利用できるという。

　同社では、ホットスポットサービスの提供端末、インターネットマンションでのコミュニティ端末、店舗や倉庫での商品管理端末などとしての利用を想定している。

関連記事
日立、Crusoe搭載ネット端末に無線LAN内蔵モデル
日立、Crusoe搭載アプライアンス「FLORA-ie 55mi」を発表
日立、Crusoe搭載インターネット端末を発売

関連リンク
ニュースリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

---