ニュース 2002年10月28日 03:08 PM 更新

平成電電、“裏ワザ”使い?「固定→携帯接続」を実現

平成電電は、11月1日より3分60円の固定発携帯着信の通話サービスを開始する。もっとも、同社は依然として国内の携帯キャリアとの直接の相互接続を行えていない

 平成電電は11月1日から、固定発信/携帯着信型の通話サービスを3分60円で提供する。同社をマイライン登録する23万人の会員のうち、居住地域が東京「03」番号地域のユーザーのみの限定サービス。

 このサービスは、以前から提供をうたわれながらも、「料金設定権」(記事参照)の問題から、同社と各携帯キャリアのインフラ相互接続協議が不調に陥り、実現できていなかったもの。今回、平成電電は海外事業者と相互接続を行い、そこから携帯キャリアに接続するという“海外経由方式”をとることにより、サービス提供にこぎつけた。

不本意だが……

 平成電電側はこの取り組みに関して、「不本意だ」との心情を隠そうとしない。もともと、国内の携帯キャリアと直接接続できればいいわけで、間に海外事業者を挟むことで、その分のコストが別途発生する。また、海外を経由する回線キャパシティの不足から、「全国で展開できるものが、一部地域でのサービスに制限されてしまった」。

 現在申請されている相互接続協定裁定は、9月20日に電気通信事業紛争処理委員会が公開で開催され(同委員会のページ参照)、委員会の答申を待っている段階。ただし、いつ答申が出るかという見込みについては「締め切りがあるわけではないので、日程は不明。議論が尽くされるまで、ということになる」(総務省担当者)という。

 なお、携帯キャリア側が独自に設定する固定発、携帯着の通話サービスの料金体系は以下のとおり。

携帯キャリア料金体系
ドコモ3分80円
au3分120円
J-フォン3分120円
ツーカー3分120円

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関連リンク
▼ 電気通信事業紛争処理委員会
▼ 平成電電

[杉浦正武, ITmedia]

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