ニュース 2002年10月30日 10:23 PM 更新

ネットカフェと連携すすめるリネージュ

ネットカフェならタダでプレイできるだけでなく、プレゼント企画・リアルイベントも楽しめる。エヌ・シー・ジャパンは、ネットカフェとの連携策を明らかにした

 エヌ・シー・ジャパンは10月30日、ネットカフェの支援事業「NCSP」(NetCafe Service Program)を発表した。同社の提供する多人数同時接続型オンラインRPG「Lineage」(リネージュ)を、ネットカフェで本格展開するとともに、リアルコミュニティとの連動を図る。

 エヌ・シー・ジャパンは、今年3月からリネージュをプレイできる「公認ネットカフェ」の募集を開始。現時点で250店舗を“公認”している。6月からはこれらの店舗を対象に、来客がリネージュを無料でプレイできるサービス「ネットカフェ De リネフリー」を打ち出すなど(記事参照)、カフェ提携事業を積極的に行ってきた。今回のNSCPは、こうした取り組みを、より強化した内容となっている。


エヌ・シー・ジャパンの野辺継男社長

 NCSPで柱となるサービスは、やはり“ネットカフェ De リネフリー”だろう。これは、ネットカフェが予め「リネージュ用」の固定グローバルIPを申請し、エヌ・シー・ジャパンがこのIDからのアクセスを無料で受け入れるという仕組み。その代わり、店舗ごとに毎月のプレイ時間に応じて、ネットカフェが利用料金を支払う。「このサービスでは、利益率をあまり考慮していない。業界の盛り上げにつながればと思っている」(エヌ・シー・ジャパン)。

・ネットカフェ De リネフリーの月極め料金体系

店内のプレイ時間の総和料金
〜1000時間40円/時間
1000〜2000時間38円/時間
2000〜3000時間34円/時間
3000〜4000時間28円/時間
4000〜5000時間20円/時間
5000時間〜10円/時間

 エヌ・シー・ジャパンは公認ネットカフェに販促物を提供するほか、オンライン/FAX経由で情報提供する。個別接続ログ明細データなどを取得可能な「Webレポートシステム」を提供すと共に、店舗スタッフを対象に講習会なども実施する。

 同社はまた、ネットカフェのホームページにリネージュのバナーを掲載する、アフィリエイトプログラムを用意。新規登録ユーザー数に応じた成功報酬を支払う。その逆に、リネージュ公式ホームページで公認ネットカフェを紹介し(ページ参照)、ネットカフェ体験記や特集記事などによって店舗への誘導する。

 公認ネットカフェを巻き込んだ、各種キャンペーン、イベントも企画される予定。2002年11月には「アイテムゲットキャンペーン」が予定されており、この期間にネットカフェでプレイしたユーザーは、プレイ時間に応じてレアアイテムをプレゼントされるという。

 ほかに、NCSPの一環として「リネージュ・ライセンシー会」が発足。オンラインゲームの全体的な推移や、商用利用の状況について情報交換する。同時に、懇親会を開いて業者間の連携を深めるという。

ネットカフェ単位の血盟も?

 エヌ・シー・ジャパンの野辺社長は、カフェ単位でのゲームコミュニティ形成を思い描く。

 「韓国では、リネージュはPC房の普及とともに成長した。日本では今のところホームユーザー中心だが、今後ネットカフェのリアルコミュニティとも連動させていきたい」(同)。2003年後半には、ネットカフェ店員が血盟主(グループリーダー)を努めて、カフェ単位でのプレイを行うような例も出てくるだろうとした。

 現在、リネージュの登録アカウントは累計で27万を数え、うちアクティブユーザーは8万人。公認ネットカフェは毎月30〜40店舗ずつ増加しており、こうした店舗内で約1万人のユニークユーザーがプレイしている状況だ。同社は2003年9月末までに、公認ネットカフェ600店以上、ユニークユーザー数3万人を目指す。

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関連リンク
▼ リネージュのサイト

[杉浦正武, ITmedia]

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