ニュース 2002年12月20日 11:33 PM 更新

ITな家、続々

夢の未来住宅がすぐそこに? 三洋電機グループの三洋ホームズは、「IT先端住宅/立川モデルハウス」をオープン。松下電器産業グループのパナホームはホームネットワークを備えた都市型住宅を発売する

 三洋電機グループの三洋ホームズは、ITを駆使したモデルハウス「IT先端住宅/立川モデルハウス」を12月22日、東京都立川市にオープンする。掃除や留守番はロボットに任せ、音声でTVのチャンネル変更や施錠も指示できる夢の未来住宅だ。


三洋の技術を結集したIT住宅

 モデルハウスはオール電化住宅で、太陽光発電や24時間空調換気システム、ヒートポンプ式電気温水器、IHクッキングヒーターを完備した。温度や湿度は7カ所に設置したセンサーで検知、携帯電話で確認して外出先からエアコンを操作できる。

 宅内にはホームコントローラとしてWeb端末「スクリオ」を設置。宅内設備の管理に加え無線LANでネットに接続でき、同社への問い合わせや地域情報の入手が可能。ワイヤレス化で自由に持ち運びができ、キッチンでレシピを確認しながら料理することもできる。手を空けられない主婦のために、音声でTVのチャンネル変更や施錠を指示したり、消し忘れ照明の確認も可能だ。

 未来の住宅といえば欠かせないのがホームロボット。モデルルームにも掃除ロボットと健康管理ロボットが生活をサポートしてくれる。その分空いた時間は100型の液晶プロジェクタとプラズマTVによるホームシアターで映画を上映。照明はボタンひとつでホームシアター用に調光される。

 セキュリティ面も万全だ。まず玄関は指紋・顔認証システムで不審者はロックアウト。住宅周辺には赤外線カメラ、ドアや窓には施錠確認センサーを配備し、情報は携帯電話やホームコントローラに伝える。もちろん三洋とテムザックが共同開発したロボット「番竜」が留守宅を守ってくれる。建物の目に見えない部分もセンサーでチェック。データは同社に送信され、メンテナンスやエネルギー利用の効率化に役立てる。

 同社は今年4月、クボタから三洋が株式譲渡を受けて子会社化した。モデルハウスは「少し先を行く近未来の暮らし」を体感してもらい、三洋グループの技術力を紹介するショールームも兼ねている。三洋グループという強みを活かし、住宅のIT化に力を入れていく。


ECHONET準拠のホームネットワークを導入したエルイデオリヴィ

 松下電器産業グループのパナホームは、ホームネットワーク「ECHONET」準拠のホームネットワークを備えた都市型住宅「エルイデオリヴィ」を2003年1月1日に発売する。

 ECHONETは電灯線を活用したホームネットワーク規格。新住宅には同規格に準拠した「ハウスルー・ネット」を装備し、宅内に設置したカメラの映像確認や、エアコン操作や玄関ドアの施錠などを携帯電話から行える。留守がちな共働き世帯や、高齢者の見守りが必要な2世帯住宅を想定した設備だ。三洋のモデルルームと同様にオール電化仕様で、ヒートポンプ式電気温水器やIHクッキングヒーターを装備している。


ハウスルー・ネットのイメージ

 価格は延べ床面積約134平方メートルプランの場合、3.3平方メートル当たり53万円台から。初年度600棟の販売を見込んでいる。



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