リビング+:ニュース 2003/04/03 08:00:00 更新


ROBODEX 2003:ロボットの“柔肌”に触れてみたい?〜ATR

ROBODEX 2003の国際電気通信基礎技術研究所(ATR)ブースには、大きな瞳と白い肌を持つ「Robovie-IIS」がいる。撫でられたら喜び、叩かれたら痛がる感情表現の豊かなロボットだ

 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)の知能ロボティクス研究所は、ロボットに“スキンシップ”という新しいコミュニケーション手段を持たせようとしている。パシフィコ横浜で開催中の「ROBODEX 2003」では、全身が柔らかい皮膚素材に覆われた「Robovie-IIS」(ロボビーツーエス)を初披露した。大きな瞳と白い肌に、来場者の目は釘付けだ。

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なかなかキレイなお肌。美白してる?

 Robovie-IISの「S」は、センシングの「S」。中身は2000年12月に発表したRobovie-IIそのままだが、シリコンと発泡ウレタンを使って成型された美肌の下には分布型触覚センサーの層がある。

 触覚センサーには、64段階の触刺激分解能を持つピエゾ圧電素子を採用しており、これを48カ所に配置。「センサーはお互いに補完し合い、実際は数字以上の範囲をサポートする」(ATR知能ロボティクス研究所第2研究室の神田崇行博士)という。

 従来のRobovie-IIにも触覚センサーはあったものの、こちらは「触ったか」「触らないか」の2段階。したがって、ユーザーがどのような意図でロボットに触れたのかを判断することはできなかった。

 しかしRobovie-IISなら、例えば、頭を撫でられたのか、それとも叩かれたのかを区別できる。「撫でられたら“わーいわーい”と喜び、叩かれたら“痛ーいよ!”という反応が返ってくる」(神田氏)。また、頭を叩けば痛がるが、肩であれば挨拶と解釈するなど、場所による反応の差異も認識できる。

 「人の生活を支援する“日常活動型ロボット”には、円滑なコミュニケーションを行う能力が重要となる。スキンシップ・コミュニケーションは有効な手段になるはず」(同社)。

 Robovie-IISの商品化は未定だが、同社では特許のライセンスなどを通じ、センシングというロボットとの新しいコミュニケーション手段を訴求していくという。

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関連リンク
▼ATR
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[芹澤隆徳,ITmedia]



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