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2003/05/13 22:02:00 更新 |
「LOVGATE」に亜種が続々、アジア中心に被害
トレンドマイクロは5月13日、コンピュータウイルス「LOVGATE」の亜種が複数見つかったとして警告した。同ウイルスについてはこれまで亜種が多数見つかっているが、新亜種も国内を含むアジアを中心に被害が広がっている。
トレンドマイクロが警告したのは「WORM_LOVGATE.I」「WORM_LOVGATE.J」「WORM_LOVGATE.K」。Iは日本とシンガポールで感染報告があり、Jは韓国で大規模に流行しているという。Kは日本で感染例が見つかった。危険度は5段階の3としている。
各亜種は、2月に流行したLOVGATEと同様にメールの添付ファイルでPCに侵入するトロイの木馬型。今後も異なる亜種が出現する可能性があるため、同社は定義ファイルを常に更新しておくよう呼び掛けている。
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トレンドマイクロ「WORM_LOVGATE.I」
[ITmedia]