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2003/05/15 19:24:00 更新 |
ニフティ、IP電話で料金の誤請求
ニフティは、IP電話サービス「@niftyフォン」の料金請求処理に誤りがあったことを明らかにした。該当するのは、@niftyフォンをモニター期間から継続して利用しているユーザー、3月に解約したユーザー、そして3月中に海外通話を利用したユーザー
ニフティは、IP電話サービス「@niftyフォン」の料金請求処理に誤りがあり、本来の料金よりも余分に請求していたことを明らかにした。既に該当するユーザーに対して個別の説明と謝罪が行われており、誤って請求した料金分は5月度の請求で精算するとしている。
誤請求があったのは、下記の3パターンに当てはまる、計5286ユーザー(契約ID)。いずれも4月度請求分(3月利用分)が対象で、総額500万円程度になるとみられる。
1. @niftyフォンをモニター期間中から継続して利用しているユーザー。本サービス移行時に割引の対象となる項目のうち、「初期登録料」(500円)、「@niftyフォン月額基本料金」(280円)、「@niftyフォン国内通話料」(8円/3分)を誤って請求した
2. 3月中に@niftyフォンで海外通話を利用したユーザー。本来、非課税であるはずの@niftyフォンの海外通話料を一部課税扱いで請求した
3. モニター期間中に利用していたが、3月中(移行時期)に解約したユーザー。3月中に解約した場合は、本来3月分のTAレンタル料(380円)がかからないはずだったが、誤って請求した
同社によると、誤請求の原因は「システムの障害とオペレーションミス」という。該当するユーザーに対しては、5月度請求料金で精算額に相当するアット・ニフティ使用権を添付して相殺する予定だ。なお、4月以降に@niftyを解約したケースなど、精算できないユーザーに対しては個別に対応していく。
なお、ニフティ会員は、利用状況を同社サイト(http://www.nifty.com/support/member/use.htm)で確認できる。
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[芹澤隆徳,ITmedia]