バーテックスリンクは、PCに保存されているファイルを、有線LANもしくは無線LAN経由でTVに出力できるマルチメディアプレーヤー「MediaWiz」(メディアウィズ)を7月中旬に発売する。サーバとなるPCの要求スペックを低くしたのが特徴。
バーテックスリンクは6月19日、PCのHDDにある動画や画像などのデータをネットワーク経由でTVに出力できるマルチメディアプレーヤー「MediaWiz」(メディアウィズ)を7月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。同社の直販サイト「イチオシドットコム」では2万2800円で販売される。 横置きの「MediaWiz」。対応OSはWindows 98SE/Me/2000/XP MediaWizは、PCに保存されているファイルを、有線LANもしくは無線LAN経由でTVに出力できるセットトップボックス。同様の製品にはメルコ/ソーテックの「Play@TV」などがあるが、MediaWizは米Sigma Designs製の統合チップ「EM855x」を搭載することで、PCの要求スペックを低くしたのが特徴だ。 例えばPlay@TVは、再生するメディアファイルをPC側でデコードする必要があるため、推奨環境はPentium 4/2GHzとなっている。これに対し、MediaWizではメディアファイルをそのまま伝送してMediaWiz側で処理するため、CPUはPentium III/500MHz程度で済むという。 WMVは非サポート再生できる動画データは、MPEG-1/2/4とDivX(Ver 4.02以上)、Xvid、MOV、AVI、RMP4。有線接続時であれば、最大8Mbps程度のビットレートまで再生できるという。コーデックがバージョンアップされた場合は、ファームウェアの更新で対応する。 動画メニューの画面 残念なのは、WMVに対応していないこと。バーテックスリンクによると「Windows Mediaはバージョンごとに互換性がない。すべてサポートするのはコスト的に難しい」という。 逆に、Play@TVのようなPC側でデコードするタイプは、PCで再生できるフォーマットなら基本的にすべて対応可能。このあたりのトレードオフが製品選択のポイントとなりそうだ。 本体のインタフェースは、S端子やコンポジットといった一般的な映像出力端子にくわえ、DVIやプログレッシブ出力も可能なコンポーネント端子を備えている。480p、720p、1080iといったHD映像の出力が可能だ。 音楽データは、MP3、Ogg Vorbis、AC3などをサポート。静止画はJPEG、BMP、GIF、Animated GIF、PNGに対応する。静止画のスライドショー表示では、オーディオデータをBGMとして利用することもできる。音声出力インタフェースは、アナログステレオのほかにS/PDIFを備えた。 LANポートは10/100BASE-T。また、PCカードスロットにIEEE 802.11bの無線LANカードを挿入すれば、ワイヤレス伝送も可能になる。 対応する無線LANカードは、メルコ製の「WLI-PCM-L11GP」「WLI-PCM-L11G」など。動作検証を行った製品は、順次同社サイトで公表する予定だ。なお、IEEE 802.11a/gなどの高速無線LANには対応できないという。 Webブラウザも使えるニュースリリースには記述されていないが、MediaWizはWebブラウザも備えている。リモコンの数字キーを使い、携帯電話と同様の操作でURL入力も可能だ。 ただし、表示解像度がVGA(640×480ピクセル)まで、Flashなどにも非対応など制限が多いため、「ブラウザはあくまで“おまけ”機能と考えてほしい」(同社)。 関連記事![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 関連リンク ![]() [芹澤隆徳,ITmedia] ![]() モバイルショップ
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