リビング+:ニュース 2003/10/09 23:59:00 更新

CEATEC JAPAN 2003
メモリースティックで有酸素運動しませんか?

毎日パソコンとにらめっこ。運動といえば自宅と駅の往復だけ。そんな運動不足のIT戦士達に朗報だ。メモリースティックを使って、安全かつ確実にカロリーを消費できるフィットネスマシンがCEATEC JAPANにお目見えした。

 「CEATEC JAPAN」のメモリースティックブースに、あまりIT系イベントではみられないフィットネスマシンが展示されていた。黄色いボディが印象的なこの機械。実はメモリースティックを利用して、ユーザーのカラダをいたわりながら運動不足を解消させてくれるスグレモノだ。

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「ベクサー」(BR-1)。このほか、体幹運動用の「BR-2」と上肢・下肢の運動をする「BR-3」がある

 運動に「有酸素運動」と「無酸素運動」の2種類があることはよく知られているが、特に最近は、生活習慣病の予防に有効とされる有酸素運動に注目が集まっている。フィットネスマシンといえば、無酸素運動でカラダに負担をかけ、筋肉の発達を促すものと捉えがちだが、この「ベクサー」シリーズは少し違う。サーボモーターが利用者の動きをサポートし、無理なく有酸素運動を続けられることを目指した“他動式”(アシスト式)のトレーニングマシンだ。マッチョを目指すのではなく、運動不足解消と健康維持に主眼をおいており、最近はフィットネスクラブや老人ホームなどでも、このタイプの機器を設置する例が増えているという。

 しかし、他動式にはデメリットもある。ベクサーの販売を担当するネクサスによると、「他動式の場合、モーターが動作を補助するだけに、人によっては関節や筋肉の能力を超えてしまい、事故につながる心配もある」という。たとえば、四十肩のために「腕が肩より上に上がらない」(某編集長)といった状態で、ムリヤリ関節を動かされたらどうなるか。痛いだけでなく、場合によっては症状が悪化してしまうことになりかねない。

 このため、他動式マシンでは、あらかじめ利用者の“関節可動域”や“筋肉強度”にあわせる設定を行うのだが、不特定多数の人が利用するフィットネスクラブなどの場所でそれを徹底するのはなかなか難しい。そんな問題を解決するのがメモリースティックを使った「パーソナル・メモリーシステム」だ。

 「クラブ入会時などに利用者の体の状態を把握し、PCから専用メモリースティックに書き込む。マシンを利用するときにメモリーさえ持ってくれば、いつでも、その人専用の設定でマシンを動かすことができる仕組みだ」(同社)。

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ルックアップ・ディスプレイの側面にあるメモリースティックスロット

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専用メモリースティック。32Mバイトの容量がある

 ベクサーシリーズの上部に設けられた「ルックアップ・ディスプレイ」にはメモリースティックスロットが用意されており、トレーニング開始前に個人データ入りのメモリースティックを挿入する。トレーニング中の詳細なログデータも記録されるため、運動を終えたあとで消費カロリーを計算するなどの応用も可能だ。ユーザー自らログを参照し、統計データやグラフを閲覧できるよう、PC向けのアプリケーションソフトも開発中だという。

 なお、パーソナル・メモリースティックは専用フォーマットを使用しており、設定やログを保存する領域と、それを反映したユーザー領域が明確に区別されている。これは、ユーザーが誤って設定を変更してしまうことを防ぐため。したがって、専用アプリの入っていないPCでメモリースティックを参照しても、認識できるのはユーザー領域だけとなる。

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設定用アプリケーション。今のところは極めて簡素なデザインだ

 ネクサス、開発元のソリッドギア、そしてソニーは、パーソナル・メモリースティックを使ったフィットネス機器の普及を図るため、コンソーシアムを設立する計画だという。その先駆けとなるベクサーシリーズは、当初3モデルが用意され、11月より出荷を開始する。なお価格的には決して個人向けといえないため、当初はフィットネスクラブや老人ホームなどへの販売を狙っている。

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関連リンク
▼メモリースティック・ドットコム

[芹澤隆徳,ITmedia]



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