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2003/11/17 18:59:00 更新 |
「地上デジタルを見たい」は「9割以上」 TBSなど調査
東京放送(TBS)と博報堂は11月17日、一般ユーザーを対象にした地上デジタル放送の視聴意向調査の結果を発表した。「地上デジタル放送を見たい」としたユーザーは固定型TVで92.8%、携帯端末型TVで74.4%に上り、「地上デジタル放送の視聴意向は潜在的には絶大」としている。
東京放送(TBS)と博報堂は11月17日、一般ユーザーを対象にした地上デジタル放送の視聴意向調査の結果を発表した。「地上デジタル放送を見たい」としたユーザーは固定型TVで92.8%、携帯端末型TVで74.4%に上り、「地上デジタル放送の視聴意向は潜在的には絶大」としている。
調査には松下電器産業が協力。データ放送や、放送と通信を連動させた高機能サービスのイメージを理解した上で答えてもらうため、10月に首都圏の20−49歳の男女180人を会場に集めてデモンストレーションを見せ、意見を聞いた。
それによると、視聴意向はカーナビ型TVでも56.7%に上るなど高く、「広告メディアとしての将来性が確認された」とした。双方向サービスでは、固定型は「番組・CMの詳細情報を見る」、携帯端末型・カーナビ型は「番組やCMと連動した地図情報」などに関心が高かったという。
携帯端末向け放送の利用意向時間は平日で平均64分となり、通勤通学時間帯や昼休みなどでの視聴時間拡大が期待できるとしている。
BSデジタル放送の開始に先立つ2000年9月に博報堂が実施した「BSデジタル放送関心度」調査によると、BSデジタル放送の潜在的な需要層は1023万世帯だとし、官民が掲げた目標「1000日で1000万世帯」に達すると報告している。実際にはこの目標の半分以下にとどまった。
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[ITmedia]