オフィス回帰でデスクトップPCに再注目 企業の生産性を高める用途別PCの選び方

PR/ITmedia
» 2025年04月17日 10時00分 公開
PR

 リモートワークが広く浸透する一方で、チームビルディングや社内コミュニケーションの活性化といった観点から、オフィス勤務のメリットを再評価する企業が増えている。会社や自宅、サテライトオフィスなど場所を問わず働くハイブリッドワークが主流となった現在、携帯性に優れたモバイルPCがビジネスPCの中心を占めているが、最近のオフィス回帰の流れにより、ビジネスPCの需要にも新たな変化が見られる。

 法人PCブランド「MousePro」を展開するマウスコンピューターによると、2024年度第3四半期の同社のPC出荷台数は、依然としてモバイルPCが大きな割合を占めているものの、デスクトップPCの出荷台数も前年比140%増と急成長しているという。「デスクトップPCが再注目されている要因は複数ありますが、オフィス回帰のトレンドもその一つだと考えています」(マウスコンピューター)

 経理や総務などのオフィスワークが中心の業務には、コストを抑えつつ快適に動作するデスクトップPCが適している。機密性の高いデータをオフィス内に限定して扱うことで、セキュリティを強化できる点もメリットだ。デザインワークを担当する部署も、モバイルPCよりも独立したGPUを搭載するデスクトップPCの方が高いパフォーマンスを発揮する。

 重要なのは、業務内容に応じたPC環境の整備だ。本稿ではマウスコンピューター製デスクトップPCのおすすめモデルを職種別に紹介する。

税込み10万円以下 バックオフィス業務に適したスモールPC

 総務や人事、経理などのバックオフィス業務を担う部署におすすめしたいのが横幅約28ミリの小型PC「MousePro CR-I1U01」だ。スタンド装着(縦置き)時の本体サイズは約73(幅)×219(高さ)×153(奥行き)ミリとコンパクトな設計で、VESA規格対応マウントを付属しておりディスプレイの背面に設置できる()。外部映像出力として、USB 3.1 Type-C、USB Type-C、HDMI、アナログRGBを備え、最大4画面出力に対応。USB Type-C(DisplayPort Alt Mode対応)のデイジーチェーン接続ならケーブル1本でマルチディスプレイを利用できる(画面拡張は最大2画面、画面複製は最大4画面)。これらの特徴によってデスクスペースを広くすっきりと保ったまま生産性の高い作業環境を構築可能だ。

(※)マウスコンピューターのiiyamaディスプレイの一部では対応したブラケットが必要です

10万円を切るオフィス向け小型デスクトップPC「MousePro CR-I1U01」

 基本スペックは、インテル® Celeron® プロセッサー 4205U、8GBメモリ、インテル® UHD グラフィックス 610 (CPU内蔵)、500GB SSD(NVMe)という構成。事務作業をこなすのに十分な性能だ。ネットワーク機能は、ギガビットLANポートを背面に搭載、Wi-Fi 6E対応無線LAN+Bluetooth 5.0を内蔵する。

 コンパクトかつ本体重量が約668グラムとモバイルPCよりも軽量なため、通勤時に持ち運ぶのも苦にならない。自宅とオフィスの両方に外付けディスプレイがあれば、普段は在宅ワークで月に何日かは出社する、といった働き方にもマッチする。

付属のVESAマウントでディスプレイの背面に装着可能。一体型PCのようにデスクスペースを広く活用できる
MousePro CRシリーズ|マウスコンピューター

6万280円の低価格モデルや、インテル® Core® i5プロセッサー搭載モデルも

 MousePro CRシリーズの製品ラインアップには、基本スペックを落として価格を抑えた「MousePro CR-I1U01(インテル® Celeron® プロセッサー 4205Uモデル)」(6万280円)や、第13世代のインテル® Core i5-1335U プロセッサー(10コア/最大4.6GHz)を採用した高性能モデル「MousePro CR-I5U01」(15万3780円)などが用意されており、それぞれ処理性能や最大画面表示数に違いがある。シンプルな入力作業が中心であれば低価格モデルを、マルチディスプレイで作業をしつつ、バックグラウンド処理も頻繁に行う必要があるなら高性能モデルも検討したい。


クリエイティブワークの作業効率をアップするビジネス向けワークステーション

 社内のクリエイティブワークを担当する部署は、企業ブランディングやマーケティング活動を支えるさまざまな制作業務を行っている。自社製品のパンフレットやパッケージのデザイン、企業サイトのUI/UXなどその対象は幅広い。昨今はSNSや動画プラットフォームでのプロモーションを目的として、動画コンテンツ制作を内製化する企業も増えている。

 動画編集や3Dモデリングなどを快適にこなすには、専用のGPUを搭載したデスクトップPCが不可欠だ。MouseProのデスクトップPCには、スリム型の「MousePro LP」シリーズと、ミニタワー型の「MousePro BP」シリーズがあり、前者は幅約99ミリのスリムケースを採用しながら、ロープロファイル仕様のプロ向けグラフィックスカードを搭載することで省スペース性と高い性能を兼ね備えている。ここではエントリー向けGPUのRTX A400を採用する「MousePro LP-I5N04」と、ミドルレンジのRTX A1000を採用する「MousePro LP-I5N10」を紹介する。

スリム型のビジネス向けワークステーション「MousePro LP-I5N10」。幅約99ミリのケースにプロ向けグラフィックスカードを搭載する

 両製品ともにCPUは第14世代のインテル® Core i5 プロセッサー 14400F(最大4.7GHz/10コア)で、16GBメモリと500GB SSD(NVMe)を搭載する。MousePro LP-I5N04が19万80円、MousePro LP-I5N10が24万8380円となっており、5万円弱の価格差はほぼ搭載GPUの違いによる。

 RTX A400は768基のCUDAコアと6基のRTコア、24基のTensorコアを搭載、一方のRTX A1000は2304基のCUDAコアと18基のRTコア、72基のTensorコアを搭載する。2Dデザインや軽めのCAD作業なら前者、3DモデリングやCG制作、動画編集なども行うのなら後者が適している。いずれのモデルも本体背面にMini DisplayPortを4基備え、4画面出力が可能だ。

 約100(幅)×290(高さ)×328(奥行き)ミリのスリムな本体に、ハイブリッド・アーキテクチャを採用する強力なCPUと高性能なグラフィックスカードを内蔵しながら、徹底した排熱検証によって安定稼働を目指す姿勢は、国内製造による信頼性に強みを持つマウスコンピューターならではといえる。保証期間が標準で3年間(無償センドバック)、最大で5年に延長できる点も心強い。

機械学習やOmniverseにおすすめのモデルも

 MousePro LPシリーズには、Ada世代のGPUを搭載したモデルも用意されている。NVIDIA RTX 4000 SFF Ada 世代搭載モデル「MousePro LP-I7N40」は、価格が52万7780円と高価だが、RTX Aシリーズ(Ampere世代)のGPUに比べてAI処理性能やリアルタイムレイトレーシング性能が強化されており、科学計算や機械学習、仮想空間上でのシミュレーションといった業務に適している。また、グラフィックスメモリが20GB(GDDR6)と多く、Stable Diffusionなどの画像生成AIをローカルで処理する際も高速化が期待できる。

Ada世代のGPUを搭載。画像生成AIの活用にも向いている

営業スタッフの生産性をアップするオフィス用ディスプレイ

 Web会議の浸透によって顧客とのミーティングをオンラインで済ませることも増えているが、重要な商談や突発的なインシデント対応などは現地に足を運ぶ方がよい。営業職にとってはどこでも仕事ができる機動力の高いモバイルPCが適している。とはいえ、出社する機会があるのなら、オフィスならではの作業効率の高い環境で仕事をしたいと考えるのは当然だろう。

14型ビジネスモバイルPC「MousePro G4-I5U01BK-B」

 コロナ禍以降、社内にフリーアドレス席を用意する企業は多い。そこで各席に画面の広い外付けディスプレイを設置するのはどうだろうか。オフィスではマルチディスプレイで情報収集やプレゼン資料の作り込みを行い、外出先ではメールのチェックや資料を修正して商談に備える、といった働き方ができると効率はさらに上がるはずだ。

 マウスコンピューターが販売するiiyamaブランド製ディスプレイ「ProLite XUB2797QSN-B1」のように、HDMIやDisplayPortに加えてUSB Type-Cを搭載(DisplayPort Alt ModeとUSB Power Deliveryに対応)するモデルなら、映像出力とモバイルPCの電源供給(バッテリー充電、最大65W)をType-Cケーブル1本で同時にできる。ACアダプターを持ち運ぶ必要がなく、帰社してディスプレイにさっとケーブルをつなぎすぐに作業に取り掛かれるので便利だ。

27型ディスプレイ「ProLite XUB2797QSN-B1」

 オフィス回帰の流れにより、業務内容に適したPC環境の整備がますます重要になっている。用途に応じた デスクトップPCや外付けディスプレイを適切に選択することで、生産性は大幅に上がるはずだ。今回紹介した各モデルの詳細はマウスコンピューターの公式サイトでチェックしてほしい。

問い合わせ先:マウスコンピューター

TEL(法人):03-6636-4323(平日:9〜12時/13時〜18時、土日祝:9〜20時)

TEL(個人):03-6636-4321(9時〜20時)

メールアドレス:houjin@mouse-jp.co.jp

法人さまお問い合わせフォーム:https://www.mouse-jp.co.jp/store/business/contact.aspx


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.


提供:株式会社マウスコンピューター
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2025年6月7日