ビジネス環境が目まぐるしく変化する中で、デジタル活用によるさらなる飛躍を期待されている領域の一つが、財務経理だ。
財務経理は今まで、企業活動における取引の真実性を確認して正確に記録を残し、報告することに重きが置かれてきた。これは現在でも変わらない財務経理の役割であり価値だが、DX推進の潮流によって経費精算や請求書処理などのルーチン業務の大幅な効率化が進んだことで、従来の「守り」から「攻め」への転換が急務とされている。
では「攻め」とは何を指すのか。求められているのは、経営参謀としての役割だ。財務経理は、過去の会計データを基に未来を予測できる立場にいる。企業の成長戦略や経営判断において重要な意思決定をサポートする、リスク管理やコスト削減のための最適なアプローチを見つけるなど、データドリブンな経営の一翼を担えるポテンシャルを持っている。
このような状況を踏まえ、ITmedia ビジネスオンラインはオンラインセミナー「財務戦略セミナー 2025 冬 特別編集版」を2025年3月11日に開催する。財務経理が、企業の未来を切り開く経営層の戦略的パートナーになるにはどうすればいいのか? 以下のリンクより登録の上、変革の具体策を探ってみてはいかがだろうか。
Guest Speaker
一般社団法人日本CFO協会 主任研究委員
日下部淳氏
長年にわたり、外資系生保にて経理実務及びITを活用した数々の変革プロジェクトをリード。大手コンサルファーム、外資系大手SWベンダーを経て、現在は独立。分断されがちな複数のステイクホルダーをつなぐ役割を果たし、小手先ではない、本質的な変革を好むインフルエンサー!
プログラム
13:00〜13:40 基調講演
「攻めの経理業務戦略」 〜生成AI時代の経営リーダーシップを考える〜
生成AIを含むさまざまなITが急激に進展する中、依然として経理財務部門の業務の在り方や働き方に対する変革は十分とは言えない。経理財務部門は、より経営戦略やビジネスそのものに積極的に関与する「攻め」の姿勢で取り組むことが求められている。本講演では、ITを活用した業務効率化や戦略思考に加え、働く人々の持続可能な働き方を踏まえた考え方についても考察する。
一般社団法人日本CFO協会
主任研究委員
日下部淳氏
13:50〜14:20 セッション1
データ処理と分析により実現する"攻めの財務・経理"への転換
ビジネス環境が激しく変化している中、財務・経理部門における「攻めの部門」への変革を求められている一方、多数の複雑で工数のかかる経理や財務業務を抱えていませんか。本セッションでは、ユースケースを交えながら、先進的なデータ処理と分析機能により、業務をシンプルにし、精度とスピードを両立させながら、攻めの財務・経理部門への変革するヒントをお伝えいたします。
アルテリックス・ジャパン合同会社
ソリューションエンジアリング リードセールスエンジニア
新郷美紀氏
14:30〜15:00 セッション2
2025年のバックオフィス業務の現状と未来
経理や人事労務といったバックオフィス業務のデジタル化がどのように進化しているのか、市場調査結果をもとに解説します。デジタル化を推進し、競争力を高めるための企業経営者や管理者にとって必見のセッションです。
ピー・シー・エー株式会社
事業戦略部プロダクトマーケティングセンター 課長代理 ITコーディネータ
浦川貴成氏
15:10〜15:40 セッション3
会計データから始めるデータドリブン経営
データドリブン経営を目指す企業が増える中、実際にデータ利活用を始めるには多くの課題があります。本講演では、データ利活用の必要性やメリット、つまずきやすいポイントとその乗り越え方、そして成果を出すための勘所をお伝えします。具体的にはデータ基盤の育て方、横断的データ活用のはじめ方、営業DXを目指した生成AI活用など、弊社事例を中心にご紹介します。
NECソリューションイノベータ株式会社
IT・業務改革推進部 シニアマネージャー
徳谷有三氏
- 講演者、プログラム内容、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
- 会期後よりアーカイブ配信もいたします。気になるセッションの見直しなど、ご都合にあわせて、ぜひ登録・視聴ください。
- 一度の登録で、会期中はどのセッションでもご視聴いただけます。またアーカイブ配信だけを視聴する場合でも、登録いただく必要があります。
- アーカイブ配信の準備が整いましたら、登録者の方にメールでお知らせいたします。
提供:アイティメディア株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia ビジネスオンライン編集部/掲載内容有効期限:2025年3月10日
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