プジョー初の4ケタナンバーとなる1007は、1.4/1.6リッターのコンパクトカーながら両側電動スライドドアを標準で装備するという離れ技で話題を集めた。両側電動スライドドアはこれまでミニバンなどでは存在し、コンパクトカーでも助手席側のみがスライドドアといったケースはあったが、このクラスで装備したのは1007が最初。920ミリの広い開口部は、ドライバーや助手席の乗り降りのしやすさはもちろん、後部座席の利用も想像以上にスムーズに行える。 |
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広い開口部は、これまで見えづらかった車内インテリアも、オープンにしてしまう。だがご安心あれ。フランス生まれの1007は、外観だけでなく中身もお洒落なのだ。 クルマのインテリアを、乗る人の個性に応じて変幻自在に変えられることから「Cameleo(カメレオ)」と名づけられた画期的なシステムは、1007に標準で搭載される。全12種のインテリアカラーバリエーションのうち、標準設定以外の11種をオプションとして購入する事ができるため、簡単に自分仕様の「1007」にカスタマイズする事ができるのだ。キット価格も3万1500円とリーズナブルで、約10万円も出せば、標準1種+3種のカラーバリエーション組み合わせで、かなり楽しめることだろう。 |
インテリアの“着せ替え”に工具は不要で、パーツ交換に要する時間はわずか15分。シートの座面およびバックカバー(4席分)、ダッシュボード上のフェイシアパネルマット(2枚)、円形のエアコン吹き出し口カバー(フロント4カ所)、ドアパネルカバー(左右2枚)、ドア収納スペースカバー(2枚)と、全18カ所の各パーツを変更できる。 |
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全長3730ミリ/全幅1710ミリというコンパクトなボディサイズながら、その車内は非常に広々とした空間を確保している。着座ポジションは床面から370ミリにセッティングされており、高いアイポイントと良好でワイドな視界を確保、乗り降りしやすさも実現している。 |
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取材/文 +D Style編集部
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