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夏らしいフレッシュフルーツのカクテルに願いをこめて

銀座 BAR保志 【住所】東京都中央区銀座6-3-7 【電話】03-3573-8887 【営業時間】 18:00〜27:00(土曜日は〜25:00) 【定休日】 日・祝



フレッシュフルーツを豪快に使い、すっきりと「夏を飲む」

夏といえばフルーツの美味しい季節でもある。
そんなフルーツのみずみずしさを活かしたカクテルも捨てがたい。
そこで、フレッシュフルーツを惜しげもなく使ったカクテルを飲みたいなら銀座「BAR保志」がオススメだ。
BAR保志は、2001年に開催されたバーテンダーの国際大会「JAPAN CUP」の総合優勝という輝かしい成績を持つ保志雄一さんが、2年前に開いた店である。
大会の優勝カクテルである「さくらさくら」をはじめ、様々なカクテルが愉しめる。
なかでも10種類ほど用意しているという、季節を感じるフレッシュフルーツのカクテル目当てに足を運ぶ客が多い。

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イメージ写真02 「カクテルに願いをこめて」夏の夜をロマンティックに彩るカクテル

BAR保志のカクテルは味もさることながら、彩りも含めた演出が素晴らしい。左のカクテルは「流れ星」。
ラムベースにパインリキュール、グレープフルーツ、オレンジを使っていてブルーキュラソーによって彩られた緑が不思議な雰囲気をかもし出す。
グラスに注がれた瞬間、レモンのピールで作った流れ星がくるくると駆け巡る、ロマンティクな「願いをかなえるカクテル」ということである。
右はまさに夏らしい、すいかをたっぷり使ったマティーニ「ウォーターメロン・マティーニ」である。硬派なマティーニのイメージを覆す味だ。

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切ったレモンでグラスの縁をなぞり、そして塩をグラスに付けていく。

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大きく切った立派なすいかをグラスの中に

       
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ペストルとよばれる棒の平らな部分で、すいかを潰す。道具にもこだわりが見える

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イギリスの切れのあるジン「タンカレー」をメジャーカップで45ml加える。

       
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カップをつけ、ボストンシェーカーでほどよくシェイクする。

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バーズネスト(鳥の巣の意味)と呼ばれる器具で濾し、グラスに注ぐ。

WRITER/橋本 裕之

PHOTO/菅沢 健治