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第121回 食欲の秋と美味しさの関係今日から始めるデジカメ撮影術(4/4 ページ)

秋も深まり、食べ物の写真を撮る季節がやってきたわけである。とりあえず、お店に入ったら料理を撮ってから食べ始めるという人はもはや普通なのだ。

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秋っぽく和菓子を

 秋の味覚シリーズ、最後は和菓子。とりあえず、近所の和菓子やさんで秋っぽい和菓子を買ってきて、机において撮ってみた。

オートホワイトバランスがヘンな方にきいちゃって、とてもおいしそうには見えない。これはだめ(写真=左)。ホワイトバランスを整え、お皿に乗せてみたけど、この皿は却下(写真=右)
白いお皿に変更したがお菓子まで色が薄くなっちゃって却下(写真=左)。漆のお皿。少し良くなったが、まだまだである(写真=右)

 今度は柿の時と同様に黒い紙を敷いてみよう。


漆のお皿の下に黒い紙を敷いてみた

 かなりよくなってきた。和菓子系は黒や漆が似合うのだ。こんな感じ。調子に乗ってほかのお菓子も。

やや明るさをおさえて渋く(写真=左)。ちなみにこんな風に撮ってます。一歩引いてみた舞台裏(写真=右)

 面白いので背景を変えて撮り比べてみようシリーズ。

左上から、白い紙、山吹色の和紙、だいだい色の和紙、黒の和紙、白い和紙

 下に敷く紙の色で雰囲気が大きく変わるのが面白いのだ。そういうちょっとしたことが意外に大事だったりするのである。


包み紙を下に敷くという手もある

 さて最初の柿をかたどった生菓子に話を戻す。

 いろいろ試した結果、下に敷く紙を黒ではなく白にし、真上から撮ってみることにした。



 光は窓からの弱い外光のみ。反対側にレフ板として白い板を置いただけ。下に敷いたのはその辺に転がって他白い紙。もらいものの漆のお皿。でもリビングのテーブルの端っこでちょこちょこっと撮ったとは思えない写真にはなったかと思う。

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