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第122回 紅葉と色づきの関係今日から始めるデジカメ撮影術(2/4 ページ)

春の桜と並ぶ“季節もの”被写体の代表は紅葉。しかし、この紅葉も実は結構難しい。きれいに染まった紅葉を鮮やかに撮るにはどうすればよいだろうか。

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モミジの赤はいろいろっ

 遠くから見ると全体に赤くてきれいな紅葉だが、近くで葉っぱを見ると、実にその色合いはさまざま。同じ木でも場所によって葉の色が違う。

 イロハモミジの木にぐぐっと寄って、葉っぱのアップを撮ってみる。


緑の葉が赤く染まっていく途中のグラデーションがいい。だいだい色になる葉、赤くなる葉、それぞれなのだ

こちらはまた赤みが違う。木によって、葉によって微妙に赤さが違うのだ

このオオモミジは赤というより黄色に染まっている

 紅葉というと、もみじは赤、イチョウは黄色というイメージが強いが、よく見るともモミジの色は様々な顔を見せてくれる。気に入った赤さを探すのも紅葉狩りの楽しさである。

 撮り方でも色味は変化する。例えば順光と逆光。


表から

裏から

真裏から見上げて

 日の当たったモミジを裏側から逆光で撮ると、葉脈が透けて結構あでやかになる。この透ける感じがいい。下から青空をバックに見上げて撮ると、枝の陰影もしっかり出て秋の日差しを浴びてます風になる。

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