オリンパス、動画撮影にも適した軽量マイクロフォーサーズレンズ
オリンパスから、小型軽量さが特徴のマイクロフォーサーズ交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」が発売。
オリンパスイメージングは2月3日、マイクロフォーサーズ規格に準拠した交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」を4月下旬より順次販売開始すると発表した。価格は「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」が7万4550円、「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」が9万2400円。
いずれも小型軽量さが特徴で、M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6は35ミリ換算18〜36ミリの超広角ズームながら155グラムと軽量で、35ミリ換算28〜300ミリの10.7倍ズームレンズであるM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6も290グラムと、同社既存10倍ズームレンズ「ZUIKO DIGITAL ED 18-180 F3.5-6.3」(435グラム)に比べ軽量かつ小型に仕上がっている
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6はDSAレンズ2枚、非球面レンズ1枚、EDレンズ1枚、HRレンズ1枚を含む8枚12群構成で、最短撮影距離は0.25メートル。最大撮影倍率は10倍(35ミリ換算0.2倍相当)。未使用時にレンズ鏡枠を重ねて内側へ収納する沈胴式鏡枠機構を採用、高い携行性も手に入れている。
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6はDSAレンズ1枚、非球面レンズ1枚、EDレンズ1枚、HRレンズ1枚、E-HRレンズ1枚を含む11枚15群構成で、最短撮影距離は0.5メートル。最大撮影倍率は0.24倍(35ミリ換算0.48倍相当)。望遠端では、レンズ先端から約33センチの被写体を撮影できる近接撮影能力も備える。
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