スタンダードにも薄型スライド サイバーショット「DSC-T99」:ゴージャスバージョンも用意
女性にも適したデザイン重視のスタンダードタイプの薄型サイバーショット「DSC-T99」が登場。ゴージャスなカラーリングとデザインを施したバージョンも用意される。
ソニーは7月8日、コンパクトデジタルカメラ“サイバーショット”「DSC-T99」「DSC-T99D」を8月7日より順次販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格はDSC-T99が2万7000円前後、DSC-T99Dが2万9000円前後。
「METAL × SKIN」をコンセプトとしたデザイン性重視モデルで、裏面照射型CMOSセンサーではなくCCD(有効1440万画素 Super HAD CCD)を搭載しており、DSC-W350とともにカジュアルユーザーを狙うモデルと位置づけられている。
前面にレンズカバーを設けた基本デザインは薄型の「T」シリーズに共通するが、背面をミラーパーツで覆うことで薄さと美しさを演出したほか、シルバーとブラックモデルにはヘアライン仕上げ、ピンクとグリーン、バイオレットにはサテンマット仕上げとすることでミラーパーツとのコントラストを楽しめる。
DSC-T99Dはゴールドとブラウンのカラーリングを採用したデザイン特化モデル。ゴールドはフロントにクリスタルパーツをちりばめたほか、植物をモチーフとしたパターンをレンズカバーへ施した。ブラウンはレンズカバーへ革細工の編み込みをイメージしたデザインとなっている。
撮影機能としてはシーン認識機能「おまかせオート」のほか、「スイングパノラマ」や顔認識を利用して自分撮りを行える「自分撮り1人」「自分撮り2人」といった機能を備える。自分撮り機能については顔のシワやくすみを抑えた明るい写真を撮れる「美肌モード」を併用すれば、自分撮りもよりきれいに撮影できる。
レンズは35ミリ換算25〜100ミリの光学4倍ズームレンズで、サイズは93(幅)×55.6(高さ)×16.8(奥行き)ミリ、105グラム(本体のみ)。背面は3型/23万画素のタッチパネル液晶で、再生中には画面を上になぞれば一覧表示、下へなぞればカレンダー表示、左右のなぞりで画像の送り/戻しが行える。オプションとしては、DSC-T99D専用ケース「LCS-THR」が用意される。
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