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パノラマ撮影可能なスライドボディのエントリー機「FinePix Z80」
富士フイルムがスライド式レンズカバーを備えたスリムデザインのコンパクトデジタルカメラ「FinePix Z80」を発売。実売2万円半ばエントリーモデルながらパノラマ撮影も可能だ。
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富士フイルムは7月21日、スライド式レンズカバーを備えたスリムデザインのコンパクトデジタルカメラ「FinePix Z80」を8月7日より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は2万5000円前後。
「FinePix Z70」の後継製品。エントリーモデルに位置づけられる製品ながら、カメラを振ると3枚の写真を連続撮影して合成する「ぐるっとパノラマ」を利用できる。
Z70と同様、本体背面には「動画撮影」「アップロード」のボタンが設けられており、動画撮影や静止画/動画のWebサイトへのアップロードが容易に行える。何本かに分けて撮影した動画ファイルを本体内でつなぎ合わせて1つのファイルとする簡易編集機能も備えている。動画は最大1280×768ピクセル(AVI形式、コーデックはMotionJPEG)のハイビジョン録画対応だ。
撮像素子は1/2.3型 有効1420万画素CCDで、レンズには35ミリ換算36〜180相当の光学5倍“フジノン”レンズを組み合わせる。顔検出を含むシーン検出機能「シーンぴったりナビ」によって、カメラを被写体へ向けるだけで最適な設定で撮影を行える。
サイズは91(幅)×57.1(高さ)×20.1(奥行き 最薄部18.1)ミリ、約145グラム(バッテリー、メモリーカード含む)。メディアにはSD/SDHCメモリーカードを使用する。
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