ニコン、FXフォーマット対応の大口径単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」「AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II」
ニコンが35ミリフルサイズのFXフォーマットに対応した大口径単焦点レンズ交換レンズ、「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」「AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II」を発売する。
ニコンは9月15日、交換レンズ「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」「AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II」を10月1日より順次販売開始すると発表した。価格はAF-S NIKKOR 35mm f/1.4Gが24万1500円、AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR IIが86万1000円。
「AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G」は、夜景や星の撮影に力を発揮する開放F値1.4の大口径単焦点レンズ。「M/A」(マニュアル優先オートフォーカス)モードと「M」(マニュアルフォーカス)モードの 2つのフォーカスモードを搭載しており、改良されたMF駆動機構によってM/A時にはさらにタイムラグの少ない撮影を可能とした。
レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む7群10枚構成で、最短撮影距離は0.3メートル。最大撮影倍率は0.2倍。フィルター径は67ミリ。サイズは約83(最大径)×89.5(全長)ミリ、約600グラム。
「AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II」は焦点距離200ミリ/開放F値2と屋内スポーツなど十分な光量が確保できない場所で、素早く動く被写体の撮影に適した交換レンズ。シャッタースピード約4段分の補正効果を発揮する手ブレ補正機構「VRII」を搭載しており、ノーマル/アクティブと2つのモードを利用できる。フォーカスモードは「M/A」(マニュアル優先オートフォーカス)、「M」(マニュアルフォーカス)、「A/M」(オート優先オートフォーカス)の3つを備える。
レンズ構成はEDレンズ3枚とスーパーEDレンズ1枚を含む9群13枚構成で、最短撮影距離は1.9メートル。最大撮影倍率は0.12倍。フィルター径は52ミリ。サイズは約124(最大径)×203.5(全長)ミリ(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで)、約2930グラム。
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