1月28日より販売される「OLYMPUS PEN Lite E-PL2」は、人気の“マイクロ一眼”「OLYMPUS PEN」シリーズの最新機種。E-PL1/PL1sが備える「ライブガイド」に代表される使いやすさと、E-P1/P2の流れをくむデザインを融合させた新製品を写真で紹介する。
E-PL2の本体サイズは115.4(幅)×72.2(高さ)×42(奥行き)ミリとE-PL1(114.6×72.2×41.5)からさほど変わらないが、各所のラインがよりシャープとなり、ツートンカラーの配色バランスも変更されている。写真のシルバーモデルではモードダイヤルなどもボディ上面と同系色のブラックとなったことで、より引き締まった印象を与える。
液晶はE-PL1の2.7型/約23万画素から、3型/46万画素へと大型・高精細化された。大型化に伴い、各ボタンが小型化されたほか配置も変更されているのだが、背面ボタン類で最も大きな変更点は十字キーとホイールを複合した操作インタフェース「ライブホイール」の新設だ。ライブホイールは、ホイールの回転によってさまざまなパラメータを素早く設定できる。
液晶上部(ホットシュー下)のアクセサリーポートは、「アクセサリーポート2」となり、既存のビューファインダー「VF-2」やマイクセット「SEMA-1」などのほか、新たに用意されたオプションである近接撮影用フレシキブルアーム式LEDライト「MAL-1」、Bluetoothを利用したコミュニケーションユニット「OLYMPUS PENPAL PP-1」などを装着できる。
メニュー画面はE-PL1とさほど変わりなく、デフォルトでは「MENU」画面のタブは4つだけで、AF方式変更やMFアシスト、ダイヤル方向の変更などの詳細設定は「カスタムメニュー」表示をオンにしてから行うのもE-PL1と同様だ。なお、アクセサリーポート2の搭載に伴い、詳細表示をオンにしておくと上から5番目のタブはアクセサリーポート接続機器の設定となっている。
詳細なレビューについては追って掲載する。
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