レビュー
GPS付きの日常系デジカメ サイバーショット「DSC-TX100V」(4/4 ページ)
サイバーショット伝統とも言える薄型スライドボディ「Tシリーズ」の新作が「DSC-TX100V」。オート撮影やタッチパネルの軽快さはそのままにGPSも搭載し、「日常系デジカメ」として魅力的な仕上がりだ。
HDRを使ってみた。左がHDRオフ、右がHDRオン。ハイライト部の描写に大きな違いが見える。シャドウ部を持ち上げることよりハイライト部を抑える方に力を入れた感じ。構図を見て判断しているのかもしれない。どちらもISO125で1/200秒F3.5と露出は同じだ
左はおまかせオート、右はプレミアムおまかせオートの手持ち夜景。等倍で見ると、ノイズはあるがディテールがくっきりしているのはおまかせオートによる通常の夜景モード、ノイズがなくてなめらかなのがプレミアムおまかせオートの手持ち夜景だ
人物ブレ補正モードで撮影。手持ち夜景に比べてISO感度が高くまで上がるので、手持ちで気軽に撮りたいときはこちらを選択するという手もある。ISO3200とは思えない仕上がりにしてくれる。 1/30秒 F3.5 ISO3200
最後にISO感度別を。左上からISO800/1600/3200/3200+人物ブレ軽減モード。高感度時のノイズの少なさはかなり優秀。特に連写+合成をかけるとISO3200とは思えない絵になる。多少ディテールが甘くなるといっても、もとが1600万画素もあるのだからOkということで
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