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デジタルで写真を遊びたい人へ カシオ“EXILIM”「EX-ZR100」(3/4 ページ)

カシオ計算機のEXILIM最新作「EX-ZR100」は画質重視、カメラらしさ重視ではなく、デジタルで写真を遊びたい人のカメラなのである。広角から望遠まで、マクロから無限遠まで幅広く遊べる。「楽しければいい」という、ある意味潔いカメラと思っていい。

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 次に、暗部補正処理の有無でどう変わるかを見てみる。

photophotophoto 左から、オート/暗部補正処理あり、オート/暗部補正処理なし、HDR

 HDRがハイライト部もシャドー部も広げているのが一目瞭然だ。HDRがけっこう強めにかかっているのが分かると思う。

 お次はHDRアートの話。HDRはHDRをどのくらい強めにかけるかでレベル1から3まで用意されている。

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photophoto 左からHDR、HDRアート/レベル1、HDRアート/レベル2、HDRアート/レベル3

 どんどんHDR効果や彩度やエッジの処理が極端になっていくのが面白い。もうひとつ、連写して合成しているのだが、歩いている人が入っていても破綻してないのもさすがだ。

 この先見せるHDRアートネタはみな「レベル3」である。いろんな色が入っていると“HDRアートっぷり”が際だつ。

photophotophoto 左からプレミアムオート、HDR、HDRアート

 HDRにするとハイライト部が抑えられてダイナミックレンジが広くなり、それにアート処理が加わると遊園地らしさがでて、みなとみらいがそのままドリームランドって感じになる。

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 雪の日のHDRアート。派手なシーンが似合いそうだが、実は地味な風景でHDRアートすると古い絵はがきっぽい感じになってこれはこれで味が出てくるのである。

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 うちの猫のHDRアート。HDRアートのおかげで毛がシャープになって面白い効果を出してくれた。逆にHDRアートが似合わないのは食べ物。これはやめた方がいいと思う。

photophoto 左から通常撮影、HDRアート

 料理をいくつか試してみたが、決しておいしそうにはなりません。

 HDRアート編最後は夜景。

photophoto

 HDRがかかる分、コントラスト差が激しいシーンでもうまくおさまるので、これはけっこう楽しめるかも。走ってる船が入っていても問題なし。

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