オリンパス、大口径単焦点“ハイグレードスナップレンズ”「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」
オリンパスが小型ながら高い描写能力を持つ、大口径単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」を発売する。快適にスナップ撮影を楽しめる「スナップショットフォーカス」機構も搭載した。
オリンパスイメージングは6月30日、マイクロフォーサーズ規格に準拠した大口径単焦点の“ハイグレードスナップレンズ”「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」を7月22日より販売開始すると発表した。価格は9万9750円。
56(最大径)×43(全長)ミリ/130グラムの小型ボディに、非球面レンズ2枚、EDレンズ1枚を含む8群11枚のレンズをバランスよく配置することでF2.0の開放状態からコントラスト/シャープネスの高い画質を実現した交換レンズ。レンズ前面には従来比50%減の反射率を実現し、ゴーストとフレアを抑制する「ZEROコーティング」を施すことで、逆光時などでもクリアな描写を可能としている。
フォーカスリングを手前にスライドさせると指定距離にフォーカスが移動する「スナップショットフォーカス」機構(この状態でフォーカススリングを回転させるとフォーカス位置が目盛りの位置まで移動する)を搭載しており、軽快なスナップ撮影を楽しめる。
オートフォーカスには高速かつ静かな動作を可能としたMSC(Movie&Still Compatible)機構を採用したインナーフォーカス方式。レンズ構成はDSAレンズ1枚、非球面レンズ1枚、スーパーHRレンズ1、EDレンズ1枚などを含む8群11枚で、画角は84度。最短撮影距離は0.2メートル、最大撮影倍率は0.08倍(35ミリ換算0.16倍相当)、フィルター径は46ミリ径。
別売オプションとしては角形デザインのレンズフード「LH-48」(9975円)、金属製レンズキャップ「LC-48」(5250円)、プロテクトフィルター「PRF-D46PRO」(3675円)などが用意される。
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