オリンパス、ボケを気軽に楽しめる「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」
オリンパスがマイクロフォーサーズ規格に準拠した交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」を発売する。“ファミリーポートレートレンズ”をうたい、ボケにこだわる光学設計を施した。
オリンパスイメージングは6月30日、マイクロフォーサーズ規格に準拠した交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」を今秋より販売開始すると発表した。価格は3万6750円。
デジタル一眼ならではのボケを手軽に楽しめる“ファミリーポートレートレンズ”として企画された中望遠単焦点レンズ。円形絞りや特殊高屈折(E-HR)レンズ2枚の採用、ゴーストやフレアを抑制する「ZEROコーティング」などボケ味にこだわる光学設計を施しながら、重さも116グラムと気軽に携帯できる。
外装は金属製。フード取り付け部の凹凸を覆うデコレーションリングが設けられており装着時のカメラボディとの一体感も増している。フォーカスは高速かつ静粛な動作を可能としたMSC(Movie&Still Compatible)機構を採用したインナーフォーカス方式となっている。
レンズ構成はE-HRレンズ2枚を含む8群9枚で、画角は27度。最短撮影距離は0.5メートル、最大撮影倍率は0.11倍(35ミリ換算0.22倍相当)、フィルターサイズは37ミリ径。サイズは56(最大径)×46(全長)ミリ、116グラム。
別売オプションとしてはレンズフード「LH-40B」(4200円)、交換用デコレーションリング「DR-40」(1575円 シルバー/ブラック/ホワイトの3色セット)、プロテクトフィルター「PRF-D37」(3675円)、レンズケース「LSC-0814」(2100円)が用意される。
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