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キヤノンとオリンパスが強さ見せる BCN「上半期No1メーカー」発表
BCNは同社の「BCNランキング」に基づいた、2011年上半期の販売数量メーカーランキングを発表した。デジタルカメラについてはキヤノンとオリンパスが強さを見せた。
BCNは7月20日、同社の集計発表する「BCNランキング」の2011年上半期(1〜6月)に基づいた、販売数量の多かったメーカーランキングを発表した。
デジタルカメラのボディメーカーについては、レンズ交換式/レンズ一体型はともにキヤノンが数量シェア1位を獲得(29.1%/17.9%)し、ミラーレスタイプについてはオリンパスイメージングが1位(同38.7%)を獲得した。
関連部門では、デジタルフォトフレームではソニー(同33.3%)、交換レンズではキヤノン(同22.5%)、三脚・一脚ではスリック(同24.3%)がそれぞれ数量シェアの上半期トップを獲得している。
デジカメ市況全体についてはレンズ交換式がミラーレスタイプのヒットもあり販売台数前年同期比で10.3%増と好調ながら、金額ベースでは3.3%減と単価下落が進んだほか、東関東大震災の影響から5月以降は販売台数/金額ともに大きく前年比を割り込む結果になったと分析している。
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