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「EOS 5D Mark III」に「EF24-70mm F4L IS USM」の新レンズキット
キヤノンがデジタル一眼レフ「EOS 5D Mark III」に新レンズキットとして「EF24-70mm F4L IS USM」の組み合わせを追加した。
キヤノンは6月6日、フルサイズのデジタル一眼レフ「EOS 5D Mark III」に新レンズキットとして「EF24-70mm F4L IS USM」の組み合わせを追加、6月中旬より販売開始すると発表した。同社オンラインショップでの価格は48万8000円。既に販売されている、ボディのみと交換レンズ「EF24-105mm F4L IS USM」とのレンズキットも併売される。
「EOS 5D Mark III」は有効2230万画素フルサイズ(約36×24ミリ)のCMOSセンサーを搭載したフルサイズ機。「EOS 5D Mark II」から画像処理エンジン、AFシステム、ISO感度範囲、ファインダーなどさまざま面でスペックアップが図られている(高速化した中級フルサイズ機――キヤノン「EOS 5D Mark III」インプレッション)。
「EF24-70mm F4L IS USM」は「L」(Luxury)シリーズに属する標準ズームレンズ。望遠端でのマクロ切り替えによって、最短撮影距離を0.2メートル(通常時0.38メートル)に、最大撮影倍率を0.7倍(通常時0.21倍)とすることができる機構を備えるほか、手ブレ補正機構「ハイブリッドIS」も備えており、マクロから広角、標準、望遠と幅広い領域での撮影を楽しめる。
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