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カールツァイス、フルサイズEマウント対応レンズ「Loxia 2/50」を10月24日発売
カールツァイスが、α7シリーズのフルサイズEマウントに対応した単焦点レンズ「Loxia 2/50」の発売日を発表。マニュアルフォーカス/マニュアル絞りを基本としつつ、フォーカスエリアの拡大表示やExif情報の記録機能などに対応する。
カールツァイスは10月16日、マニュアルフォーカスのEマウントレンズ「ZEISS Loxia」(ロキシア)シリーズの第1弾モデルとして、「Loxia 2/50」(50ミリ F2)を10月24日に発売すると発表した。フルサイズセンサーを搭載したソニーのα7シリーズに対応する。価格は9万7300円。
マニュアルフォーカスレンズといっても、α7シリーズとの連携は図られており、いわゆるオールドレンズを取り付けるのとは異なる。フォーカスリングを回すと自動的にフォーカスエリアを拡大表示するなど、ピント合わせが容易に行える仕組みを搭載。Exifデータなども記録される。レンズは4群6枚のPlanar構成で、T*コーティングが施されている。最短撮影距離は45センチ、最大撮影倍率は0.14倍。
絞りもマニュアルなので、撮影時は「S」モードを利用するのが基本となるが、距離指標や被写界深度目盛りなどを目安に、ダイヤル操作で直感的に設定が調節できる。絞り羽根は10枚構成で、滑らかなボケ味を実現した。なお、動画撮影を考慮して、マウント側にあるレバーを切り替えることで、絞りリングのクリック音をなくすことも可能。絞りを無段階で調節可能になる。
金属製のレンズフードを備えるなど、外観は重厚。重量も320グラムとやや重めではあるが、全体に高級感が漂う。
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