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タムロン、「EOS 5Ds」「EOS 5Ds R」のライブビュー撮影時にAFの不具合、対象レンズ6本を無償調整対応
タムロンが、キヤノンの「EOS 5Ds」および「EOS 5Ds R」のライブビュー撮影時に一部レンズで正常にAFが動作しない場合があると発表、対応方法を公開した。
タムロンは、キヤノンの「EOS 5Ds」および「EOS 5Ds R」で使用した場合、一部のレンズにおいてライブビュー撮影時にAFが正常動作しないことがあると発表した。対象のレンズは下記の6本で、無償の改善サービスを実施、申し込みを受け付けている。
対象機種(下記機種のキヤノン用レンズ)
- SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD(Model A012)
- SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD(Model A009)
- SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)
- SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)
- 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD(Model A010)
- 16-300mm F/3.5-6.3 Di ll VC PZD MACRO(Model B016)
なお、2015年5月11日以降に製造/出荷したレンズについては、全て対応済みとなっており、本サービスが必要か否かはレンズのシリアルナンバーで確認できるようになっている。また、5月8日に発表された「EOS 8000D、EOS Kiss X8i AF対応サービス」ならびに「SP150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)/流し撮り」で調整済みの場合、本サービスの適用は不要だ。
AF対応サービスを受けるには、同社東京修理受付窓口に直接持ち込むか送付する必要があり、詳細は告知ページで案内されている。
「EOS 5Ds」と「EOS 5Ds R」は、6月18日にキヤノンが発売した約50.6MピクセルのフルサイズCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ。実売想定価格は、EOS 5Dsが46万8000円前後、EOS 5Ds Rが49万8000円前後。
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