パブー、Androidアプリをリリース

電子書籍作成・販売プラットフォーム「パブー」をスマートフォンで楽しむためのAndroidアプリがリリースされた。

[西尾泰三，ITmedia]

　paperboy&co.が運営する電子書籍作成・販売プラットフォーム「パブー」でAndroidアプリがリリースされた。価格は無料。

　パブーは、個人でも手軽に電子書籍を作成・公開・販売できる電子書籍作成販売プラットフォーム。2010年6月にオープンして以来、現在までに約1万8000作品が公開されている。PDF、EPUBでの出力も可能なことや初心者にも扱いやすいインタフェースなどが人気を博している。

パブーのAndroidアプリ。左からストア、購入した本、本棚の画面

　今回リリースされたAndroidアプリでは、パブーで公開されている作品を購入・ダウンロード・閲覧できる。閲覧はブラウザビューを利用したストリーミング的な方法のほか、オフライン時でも読めるようPDF、EPUBのダウンロードも可能となっている。

　ダウンロードした場合はアプリ内の「本棚」に並び、アプリ内で閲覧も可能だが、ほかのビューワに渡して読むこともできる。また、購入履歴がパブー全体で共通化されているため、パブーのPC Web上で購入した有料作品は、同アプリの「購入した本」にも現れる。このほか、気になる作家の新刊情報やパブーの人気作品ランキングなどが確認できる機能が用意されている。