ここ数年出版業界を騒がしてきたGoogle Book Search和解問題について、Googleが三者和解案を破棄、年明けから再び法廷闘争状態に入ることになった。
PCWorldなどの報道によると、米Googleは世界の出版界をここ数年騒がしてきたGoogle Book Search和解問題に関し、米作家団体Authors Guild/米出版社協会Association of American Publishers(以後AAP)と2008年に交わした三者和解案を破棄することを決断したようだ。
記事によると、Googleは今月23日までに米ニューヨーク連邦地裁のデニー・チン判事にAuthors Guild/AAP側の2005年当時の訴状に対して棄却を求める旨を伝えたという。すでにチン判事側も手続きについて了承している模様。これにより、Google/Authors Guild/AAPの三者和解は正式に解消されることになり、年明け1月から再び法廷闘争状態に入ることになる。
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