“サイトに貼れる”漫画リーダー、「マンガ★ゲット」が提供YouTubeのような埋め込みタグを発行

スパイシーソフトが漫画共有サイト「マンガ★ゲット」の漫画リーダーをバージョンアップ。YouTubeのような感覚で漫画をサイトに埋め込めるようになった。画像変換エンジンの改良も図っている。

» 2012年01月18日 15時59分 公開
[山田祐介,ITmedia]
photo 新しい漫画リーダーの画面

 スパイシーソフトは1月18日、漫画共有サイト「マンガ★ゲット」の漫画リーダーをバージョンアップした。画像変換エンジンの改良に加え、外部サイトに作品を埋め込めるHTMLタグの提供を開始。YouTubeの埋め込みタグのような感覚で、作家や読者が作品をブログなどに埋め込めるようになった。

 埋め込みタグは、作家サイトやマンガ★ゲット上のストーリーページから入手できる。「推奨サイズ(480ピクセル)」「高解像度(640ピクセル)」「スマートフォン向け解像度(320ピクセル)」の3種類が選べ、HTML5対応によりiOS端末でも閲覧できる。


photo 埋め込みタグをコピーし、ブログなどに貼り付けることで、漫画を簡単に転載できる

 漫画リーダーの画像変換エンジンも改良し、投稿データに忠実な「原画モード」と、自動処理により画像の軽量化やコントラスト調整を行う「読書モード」をボタン操作で切り替えられるようにした。また、漫画をコマごとに表示する「コマ割表示」と、ページ全体を表示する「ページ表示」も切り替えが可能だ。


photo コマ割表示とページ表示の切り替えにも対応

 新バージョンへの対応は、作家が管理画面から「最新バージョンで書き出し」を行う必要がある。リリース時点では、鈴木るいち氏の「KILLER-空色の君-」など、約500話の対応が完了している。

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