トッパングループのBookLiveは、三井物産、日本政策投資銀行、東芝、NECとの資本提携を発表、4社を引受先とする総額約29億円の第三者割当増資を実施することを明らかにした。
トッパングループのBookLiveは3月28日、三井物産、日本政策投資銀行、東芝、日本電気(NEC)との資本提携を発表、4社を引受先とする総額約29億円(29億1800万円)の第三者割当増資を実施することを明らかにした。
BookLiveはトッパングループの電子書籍ビジネスを担う存在として、電子書籍ストア「BookLive!」の運営と電子書籍配信プラットフォーム事業を手掛ける企業。4社を戦略的パートナーとして背景については、BookLive!の拡大強化が掲げられているほか、海外配信の可能性についての言及もある。
4社のうち、BookLiveとの協業を進めていたのは東芝。同社はBookLiveのシステムを利用する形で電子書籍ストア「BookPlace」を2011年4月に立ち上げており、2012年2月には、電子ブックリーダー「BookPlace DB50」を発売している。
また、これまで電子書籍市場では目立った動きがなかったNECだが、今回の提携に伴い、デバイスからソリューションサービスまで広く商品展開を図っていく意向を示しており、新たなプレイヤーの登場にも期待が掛かる。
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BookPlace DB50/25E(PDB5025ENAW)――東芝
目的に特化した設計を安価に――東芝「BookPlace DB50」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.