科学雑誌「Newton」がiPad向けに創刊――最先端の科学知識をその手に

科学雑誌『Newton』のiPad版となる、月刊のデジタルサイエンスマガジン『Newton International Edition』が創刊された。科学への好奇心をビシビシ刺激してくれるアプリだ。

» 2012年05月17日 14時00分 公開
[西尾泰三,ITmedia]

 ニュートンプレスとニュートンは5月16日、科学雑誌『Newton』のiPad版となる、月刊のデジタルサイエンスマガジン『Newton International Edition』を創刊、App Storeで配信開始した。創刊号と第2号が同時に配信開始されていて、創刊号は無料。

 Newton International Editionは紙の雑誌をただデジタル化したものでなく、動画や音声、タッチ操作など、iPad向けに特別に制作したもの。眼で見て、耳で聞いて、指でさわって楽しめる新しいデジタル科学マガジンとしての訴求を狙う。

 創刊号から2号にわたって特集されているのは「DNA」。タッチ操作でじっくり観察できる「DNAの立体構造」のほか、DNAに刻まれた情報が複製され、読み取られていく精巧な仕組みなどを堪能できる。このほか、創刊号では5月21日に東京・名古屋など日本の広い地域で観測できる「金環日食」も詳細に解説。各地で当日に観測できる日食の時刻や見え方などを、指で触って動かせる図を駆使して予習できるようになっている。こうした特集のほかにも時事通信社から毎日配信される最新の科学・技術・医療ニュースなどを読むことも可能。

 App StoreのNewsstandで購読でき、1号ごとの価格は500円、年間定期購読(12号)だと3000円。現在、創刊記念で年間定期購読が2500円となるキャンペーンが実施されている。

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