欧米圏の電子書籍界で女性向け官能小説が上位を独占、パロディ作品も話題に

母親向けポルノなどと呼ばれハリー・ポッターシリーズの販売記録を突破するほどの大ヒット作となっている『Fifty Shades of Grey』。それに抗議するクラウドソース製のパロディ作品も登場し、話題を呼んでいる。

» 2012年08月07日 13時00分 公開
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 ここ数カ月ほど、欧米圏の電子書籍ランキングで上位を独占している女性向け官能小説『Fifty Shades of Grey』。最近ではペーパーバック版も発売され、ハリー・ポッターシリーズの販売記録を突破するほどの大ヒット作となっているが、ここにきてそのパロディ作品までネット上で話題になっている。


Fifty Shades of Grey Fifty Shades of Grey

 Fifty Shades of Greyはオーストラリアの電子書籍作家が昨年に発売し、英語圏の女性読者たちの間で大人気となっている官能小説。しかし、もともとは別の有名作品『Twilight』のファン・フィクション作品であったため、「単なるパクリではないか」という声もあり、何かと批判の多いベストセラーになっている。そして今回、同作品への抗議として、多数のコメディアンや女性ブロガーたちがパロディ小説『The Diamond Club』を電子書籍で発売。

 The Diamond Club自体、無茶苦茶なストーリー設定でとりあえずエロシーンを満載することだけをテーマに書かれたクラウドソース小説だが、すでにAppleやAmazon.comの電子書籍ランキングの上位に急浮上している。

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