Googleが日本向けGoogle Playで新たな「書籍」コーナーを設け、日本語電子書籍の配信を始めている。購入した書籍はAndroid端末やPCに加え、iOS端末や専用電子書籍端末などでも読めるようになるようだ。
Googleは9月25日、国内向けGoogle Playで日本語の電子書籍の配信を開始した。ストアのトップページには新たに「書籍」コーナーが設けられ、有料・無料の書籍・コミックが並べられている。
購入した作品は「マイブック」のコーナーから確認でき、Android端末ではアプリ「Google Play ブックス」を通じて作品を読める。PCからもWebブラウザ経由で作品が読めるほか、iOS端末でも専用アプリで読書が可能なようだ。ヘルプのコーナーには、iOS向け「Google Play ブックス アプリ」をダウンロードすることでiOS端末でも閲覧できるようになると説明されている。25日11時時点ではiOS向けアプリは見つからなかったが、今後配信されるものと思われる。
また、kobo Touchなど他社の専用電子書籍端末に作品を転送することも可能(9月25日17時追記:有料コミックをPDF形式にてダウンロードし、Adobe Digital Editionsを介してkobo Touchに表示できることを確認した。ただし、グーグル広報部によると電子書籍専用端末への対応は現状では一部の作品に限られるという)。サポートしているリーダー端末に関しては、こちらのヘルプページで確認できる。
Android向けGoogle Play ブックスは今回、縦書きレイアウトと日本語フォントの対応を果たしている。
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