文藝春秋電子版、複数の電子書店で配信開始

文藝春秋の看板月刊誌『文藝春秋』の電子版が複数の電子書店で10月10日から配信開始となった。

» 2012年10月11日 11時19分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]
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 文藝春秋の看板月刊誌『文藝春秋』の電子版が複数の電子書店で10月10日から配信開始となった。発売は毎月10日。BookLive!のほか、BookPlace、紀伊國屋書店BookWebPlus、Reader Store、GALAPAGOS STOREなどで配信されているのが確認できる。

 10月10日に発売した11月号では「日中文明の衝突」「名著再発見 読み返したい41冊」「英『エコノミスト』誌が分析した、2050年の日本」などを特集している。

 電子書店ごとに取り扱いのある号数には若干のばらつきがみられる(例えば紀伊國屋書店BookWebPlus、GALAPAGOS STOREでは2012年9月号からの配信、BookLive!は2012年11月号からといった具合)。芥川賞受賞作と著者インタビューが掲載される3月号と9月号は特に注目を集める文藝春秋だけに、9月号を電子版で読みたい場合はそれらの取り扱いのある電子書店を選ぶとよい。

 単号価格は1000円と紙版より割高に設定されているが、高解像度コンテンツとなっており、ファイルサイズは500Mバイトを超える。また、BookLive!やGALAPAGOS STOREでは定期購読も可能で、これを使うと1冊当たり880円程度となる。

修正履歴:複数の電子書店での取り扱い開始であり、それを踏まえてタイトルおよび本文を変更しました(2012年10月11日19時8分)


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