Kindle Fire HD 7とKindle Fire2012年モデルの比較動画

7インチのKindle Fire HDと、スペックアップしたKindle Fire2012年モデルを動画で比較。

» 2012年10月11日 16時15分 公開
[Michael Kozlowski,Good e-Reader Blog]
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 Amazonが先月Kindle Fire HDの製品ラインアップを発表したとき、同社は第4世代Kindleと初代Kindle Fireの製品仕様を更新することでてこ入れを図ることも合わせて発表した。同社が価格帯の異なる製品ラインアップをアピールするためにデバイスの製品仕様を更新するのははじめてのことだ。

 Kindle Fire HD 7は1280×800ドットの7インチIPSディスプレイを搭載する。それにより素晴らしい視聴体験を提供し、デバイス上で720Pの映画観賞が可能だ。1.2GHz dual-core TI OMAP4460プロセッサと1GバイトRAMを搭載することで、メディア、書籍などコンテンツへのアクセスは高速に行える。

 Kindle Fire HDの最高の機能の1つはドルビーサラウンドサウンド技術を利用するツインステレオスピーカーを搭載していることだ。筆者がこれまで利用した中で最も大音量のデバイスでもある。スピーカー自体はデバイス背面に、左右を包み込むように配置されている。背面を下にして置いていても素晴らしい音を楽しむことができる。

 Kobo Arc、Playbook、iPad 3、Acer Iconia A100を利用して比較テストを行ったところ、Fireのサウンドはどれよりも優れていた。音楽、動画、オーディオブックのどれを聴いてもクリアで歯切れがよい音を奏でる。部屋全体を音楽で満たすほどの能力は安価な外部PCにスピーカーに匹敵するほどだ。ユーザーがオーディオマニアなら、このタブレットはオーディオ機能を追求するためのデバイスといえる。

 一方、製品仕様が更新されたKindle FireのRAMは倍増し、プロセッサは40%以上高速化し、バッテリーライフは10時間持続する。解像度は1024×600ドットで1.2デュアルコアプロセッサと1GバイトRAMを搭載する。メニューとナビゲーションは新型モデルを踏襲しており、両デバイスで少々均質化が図られていることが分かる。

 この動画でこれらのデバイスを比較してどのように異なるのか、ハード・ソフトの両面から検討し必要なすべての情報を提供したい。

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