インプレスR&Dは1月9日、同社が発行する電子出版産業向けの専門誌「OnDeck weekly」の読者を対象に行った「電子書籍ストアの利用率に関する調査結果」を発表した。有効回答数は582件。
この調査は四半期ごとに行われているもので、12月に行われた今回の調査結果では、10月末に国内でのサービスを本格的に開始したAmazonの「Kindleストア」が40%の利用率でいきなりトップに躍り出た。
2位はこれまでトップを守っていた「紀伊國屋書店BookWebPlus」で、利用率は13.4%。Reader Store、楽天Kobo、BookLive!がこれに続いた。このうち、Koboの利用率だけ前回の調査からポイントを下げたが、そのほかには利用率に大きな変動がなく、Kindleストアの日本参入は、既存の電子書店のシェアを浸食せずに、新たな市場を作り上げたとレポートしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.