電子書籍ユーザーの約3割が「Kindleストア」利用――ジャストシステムの月次定点調査

ジャストシステムは、2013年1月度の「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」を実施。最も利用されている電子書籍リーダーは「iPad」で、ユーザーの約3割が「Kindleストア」を利用するという結果が出た。

» 2013年02月07日 13時36分 公開
[エースラッシュ,ITmedia]

 ジャストシステムは、2013年1月度「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査」を実施。2月6日に結果を発表した。

 今回の調査は、インターネットを活用したセルフ型アンケートサービス「Fastask」を利用したもの。回答者は全国15〜69歳の男女1100名で、調査期間は1月30日〜1月31日。

 タブレット型PCの所有率は、前月の14.0%から17.4%へと増加。購入予定の割合は前月の8.5%から1月は7.3%へ、検討するという割合は前月27.2%、1月28.6%と同程度で推移している。また、もっとも使用する電子書籍リーダーは「iPad」(26.8%)が圧倒しており、次いで「Kindle」(12.0%)、「kobo」(9.9%)、「Reader」(8.5%)と続く。

 また、電子書籍の利用者のうち約3割が「Kindleストア」での購入に対し「ある」と回答。なお、購入後に使用する電子書籍リーダーは「iPad(iPad miniを含む)」(36.6%)、「iPhone」(31.7%)、「Androidスマートフォン」(26.8%)、「Kindle Paperwhite」(24.4%)、「Kindle Fire HD」(22.0%)と、さまざまな端末の利用が伺えた。

 このほか、無料通話アプリ「LINE」の利用率は2012年7月の調査開始より約20%前後だったが、1月は27.1%と上昇。スマートフォンユーザーに限ると、アプリ利用率は前月41.5%から54.5%と半数以上へ増加。さらに、同じく無料通話アプリ「カカオトーク」の認知率が74.4%から84.1%へと大きく向上したという。

 今回の調査結果における詳細は、レポートページからダウンロード可能。

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